今年も接戦必至? 藤本麻子がホステスVを狙う
国内女子ツアーの第29戦「富士通レディース」が、10月12日(金)から14日(日)までの3日間、千葉県の東急セブンハンドレッドクラブで開催される。
昨年大会は首位に1打差で最終日を迎えた藤田幸希が「70」と2つ伸ばして通算7アンダー、逆転でシーズン初タイトルを獲得。賞金ランクトップを走るアン・ソンジュ(韓国)との競り合いを制す価値ある勝利を手にした。
昨年と同様、近年は接戦が繰り広げられている今大会。07年から3年間はいずれもプレーオフで決着がついており、横峯さくら、不動裕理、ニッキー・キャンベル(オーストラリア)がそれぞれタイトルを掲げてきた。プレーオフはいずれも、幅が広くて壁が高いバンカーがグリーン手前に構える18番が舞台。数々のドラマが生まれてきたこの最終ホールで、今年はどのような展開が待ち受けているのか注目だ。
今年は賞金ランクトップを走る全美貞(韓国)、米ツアーのセカンドQT参加により同3位の有村智恵が欠場。その中で、昨年のリベンジに燃える同2位のアン・ソンジュ(韓国)、今季1勝を挙げるなど勢いをつけている森田理香子、連覇に挑む藤田らが上位に絡んでくるか。また、今年2月に富士通と所属契約を結び、ホステスプロとして初めて今大会に臨む藤本麻子も見逃せない存在。昨年は3位タイで終えるなどコースとの相性も上々、主役の1人として盛り上げ役を誓う。
今季最後のオープンウィークを経て、最終戦までの残り7試合はノンストップで続く。シーズンも大詰め、終盤戦に向けて弾みをつける選手は果たして。
【主な出場予定選手】
藤田幸希、飯島茜、大山志保、金田久美子、北田瑠衣、木戸愛、佐伯三貴、斉藤愛璃、服部真夕、馬場ゆかり、比嘉真美子、福嶋晃子、藤本麻子、森田理香子、諸見里しのぶ、横峯さくら、吉田弓美子、笠りつ子、アン・ソンジュ、李知姫