首位タイで決勝ラウンドに進んだ池田勇太

◇国内男子◇ダンロップ・スリクソン福島オープン 2日目（22日）◇グランディ那須白河ゴルフクラブ (福島)◇6961d（パー72）

5アンダー9位からスタートした池田勇太が「68」で通算9アンダーとし、小林正則、山岡成稔と並び首位タイに浮上した。

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5月の「関西オープン」以来の国内ツアー出場となった池田は、前半アウトを6バーディで折り返しながら、16番からの2連続ボギーで「68」。終盤の後退に「いいゴルフだったのに台無しにした。気分も悪い」と不満を募らせた。

「この位置はどうでもいい。まだ2日目だし。それよりも自分のゴルフで納得いく部分が積み重なっていかないといけない」と意欲は尽きない。東北地方は大学時代に過ごした土地でもある。海外ツアー参戦の関係もあり、3年ぶりの大会出場となった今年は節目のツアー通算20勝目がかかる。「過去に来ていたときとはまた違うゴルフを見せたい」と力を込めた。

首位から出た小林は、この日「71」と伸び悩んだ。山岡は前半18番（パー5）のイーグルを奪い一時単独トップに躍り出たが、後半7番でダブルボギーをたたき「70」で終えた。

通算7アンダーの4位に時松隆光、高山忠洋ら4人がつけ、さらに1打差で7選手が続いた。

初日を5アンダー9位とした石川遼は、この日は「73」とスコアを落としながらも通算4アンダーの21位で、3戦ぶりの予選突破を決めた。