2016年 ISPSハンダグローバルカップ

全米OP明けの宮里優作ら出場 マスターズ覇者が今年もエントリー

2016/06/21 12:34
昨年は武藤俊憲がプレーオフを制し、3年ぶりツアー通算6勝目を飾った

国内男子ツアーは2週間のオープンウィークが明け、23日(木)に「ISPSハンダグローバルカップ」が開幕する。2年目を迎える今年は石川県の朱鷺の台CCに舞台を移し、海外招待選手を加えた150人のフィールドで展開される。

前年大会(山梨県・ヴィンテージGC)を制したのは武藤俊憲アンジェロ・キュー(フィリピン)とのプレーオフを制して初代優勝者に名前を刻み、3シーズンぶりのツアー通算6勝目を手にした。

海外勢の目玉は、2年連続の出場となる南アフリカのシャール・シュワルツェルだ。前年大会は、首位と3打差で最終日を迎えながらも10位で終戦。今年も「全米オープン」の翌週というタイトなスケジュールの中、1年前の雪辱を期して来日する。2011年「マスターズ」覇者は、今年も注目の存在となりそうだ。そのほか、欧州ツアー2勝のビクトル・デュビッソン(フランス)、海外メジャー3勝のパドレイグ・ハリントン(アイルランド)らが出場を予定している。

国内組では、前週「全米オープン」に出場した宮里優作池田勇太谷原秀人がエントリー。宮里は週末に2度のイーグルを決めるなど、初出場ながら23位と健闘が光った。同じく初出場の谷原も4日間をプレーし(51位)、帰国早々のホスト大会に身を投じる。

3週間前の「日本ツアー選手権森ビル杯」で国内メジャー初制覇を遂げた塚田陽亮、ホストプロの藤本佳則のほか、米国を主戦場にする今田竜二が出場を予定している。

大会連覇を目指す武藤は、初日にハリントン、塩見好輝と同組で1番から12時20分にティオフ。全米オープンで日本勢最上位となる23位に入った宮里優作は、同じく1番から12時ちょうどに星野英正ガビン・グリーン(マレーシア)とスタートする。

【主な出場予定選手】
武藤俊憲池田勇太今平周吾小田孔明片岡大育片山晋呉川村昌弘小平智近藤共弘重永亜斗夢谷原秀人塚田陽亮永野竜太郎藤田寛之藤本佳則宮里優作今田竜二C.シュワルツェルV.デュビッソンP.ハリントン

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