悲願の初優勝へ 山下和宏、片岡大育が2打差2位で最終日へ 首位はH-W.リュー

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 3日目◇東建多度カントリークラブ（三重県）◇7081yd（パー71）◇

4位から出たリュー・ヒョヌ（韓国）が6バーディノーボギーの「65」をマークして通算11アンダーとし、ただ1人2桁アンダーの単独首位に浮上した。2012年9月の「コカ・コーラ東海クラシック」以来となる3シーズンぶりツアー通算2勝目を懸け、最終日を迎える。

首位と2打差の通算9アンダー2位に、初優勝を狙う山下和宏, 片岡大育の両選手。通算8アンダーの4位には、この日「65」と猛追した谷口徹ほか、マイケル・ヘンドリー（ニュージーランド）、プラヤド・マークセン（タイ）、I.J.ジャン（韓国）の4選手が並んだ。

続く8位グループは、さらに2打差の通算6アンダーで桑原克典、重永亜斗夢ら。昨シーズン賞金2位の藤田寛之は、最終ホールのダブルボギーが響いて通算4アンダー15位集団。昨季賞金王で今大会2勝の小田孔明は、4バーディ3ボギー1ダブルボギーの「72」で、通算1オーバー58位へと後退した。