46歳の手嶋多一が22年目の恩返しV!全英出場の4人決まる
2015/05/31 14:18
◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 最終日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7415 yd(パー72)
首位タイから出た手嶋多一が、5バーディ2ボギーの「69」で通算15アンダーに伸ばし、後続に2打差をつけて今季初勝利を挙げた。大会主催の「ミズノ」と契約する46歳の手嶋は、今大会に主催者推薦も含め22年連続出場。ツアー通算8勝目でホストプロとして悲願の“恩返し優勝”を果たした。ミズノ契約の選手が今大会を制するのは、1986年の中嶋常幸(石川県/朱鷺の台CC)以来29年ぶり。
有資格者を除く上位4選手に、ゴルフの聖地セントアンドリュースで行われる「全英オープン」(7月16日~)の出場権が付与される今大会。手嶋のほかは、通算13アンダーで2位となったスコット・ストレンジ(オーストラリア)、通算11アンダーで3位に並んだ24歳の富村真治と高山忠洋が今季メジャー第3戦へのチケットを手にした。
2日目に首位に立った22歳の今平周吾は、5打差の6位から6バーディで追い上げを図ったが、前半の3ボギーが響いて通算10アンダーの5位にとどまり、全英出場権に1打及ばなかった。ほかのトップ10は、6位のウォンジョン・リー(オーストラリア)、プラヤド・マークセン(タイ)ら、外国勢が占めた。