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田中秀道、スコアを伸ばして単独首位!

雨の2日目。初日2位の田中秀道が69とスコアを伸ばして単独首位に立った。尾崎直道はちょっと伸び悩みながらも2位タイ。伊沢利光が上がってきた。タイガー・ウッズは調子が出ないラウンドで17位タイに後退した。

田中秀道はアウトで1ボギー、1バーディ。インに入ってからはノーホギー、3バーディ。「今日はコンディションが厳しかった。前半は風を読みアイアンの距離カンを合わせて、オーバーにならなければよしと思っていた」
5番で思いもよらぬフライヤーがかかってボギー。一瞬キレそうになったが、尾崎直道が「オレも1番でやったんだよ。出るとは思えない状況なのに出ちゃうだろ?」と話しかけてくれた。「直道さんでも同じミスするのかと思ったら気分が楽になった。プッツンしないですんだ」という。そのままじっとこらえていたら8番で待望のバーディ。その調子がインにも持続してくれた。

田中秀道が「2人で話しながらラウンドしたけど、こんなにしゃべる人とは知らなかった」というのが尾崎直道。「2日間タイガーとまわって疲れたよ。何故だろうね。力が入ってたのか、気が張ってたのか。今日は風が違うんでバーディ狙いではなくパー狙いに切り換えてプレーしたんだけどね」
狙い通り、無難な1アンダー。しかし本人も納得済のスコアらしい。

タイガー・ウッズは6番から9番まで「記憶にない」という4連続ボギー。「満足なラウンドができなかった。アイアンは距離方向ともに狂っていたし、ドライバーもまともな当たりは1~2打だけ。おまけにパッティングはラインの読み、グリーンスピードへの対応、すべてがうまくいかない。非常に不満足」

一緒にプレーした田中秀道は「あんなにボギーが出ているのに、まだ攻めのパッティングができていた。精神力に驚いた」 すばらしいプレーよりも、むしろタイガーの連続ボギーが印象的だったという。また尾崎直道は「もっとゆっくりやればいいのに。何回も3パットしていたね。プロにとって3パットってのはコタエルんだ。だから長い距離は入れにいくんじゃなく、距離を合わせにいくものなんだけど・・」
心配されたり感動されたり。タイガー本人は「このままでは絶対に終わりたくない!」と強く言い切った。
余談だが、インタビューを受けるためインタビュールームに入ろうとした田中秀道はガードマンに制止されたそうだ。「止められた選手って、ボクぐらいなものだろうな」

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1998年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント



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