国内男子ツアー「久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント」が8月29日から9月1日までの4日間、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部で開催される。

8月11日のサン・クロレラクラシックを最後に2週間のオープンウィークとなった国内男子ツアー。夏休みを取って休養十分の選手と、全米プロなど海外の試合でもまれてきた選手たちが、それぞれどのような戦いを見せるのかに注目が集まる。

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今大会には全米プロ帰りの手嶋多一、そして谷口徹が出場する。今季最後のメジャーでは辛酸をなめさせられた2人だが、海外での経験を糧にして羽ばたいてきた両雄の活躍には期待大だ。

また尾崎3兄弟が、1989年以来13年ぶりに今大会で揃い踏み。直道は前回のサン・クロレラでプレーオフに歩を進めるなど調子は上向いており、健夫は今季トップテンが3回、将司もトップテンを2回果たしている。往年の活躍は陰を潜めているが、底力は若手に負けていない。

先週の国内シニアツアーで優勝を果たした高橋勝成をはじめ、山本義隆も出場予定。シニアツアーでの勢いをレギュラーツアーでも発揮できるか注目である。

昨年は平石武則が、桧垣繁正との4ホールに渡るサドンデスの死闘を制し、プロ生活19年目にして涙のツアー初優勝を果たした。果たして今年はどんなドラマが展開されるのだろうか。