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松村が今季2勝目! 賞金王争いは最終戦で決着へ!

高知県にあるKochi黒潮カントリークラブで開催されている、国内男子ツアーの第23戦「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」の最終日。上位が伸び悩む中、4連続バーディなどで「68」をマークした松村道央と、この日のベストスコアとなる「65」を叩き出した韓国の金度勲(大邱)が通算13アンダーで並んでホールアウト。決着は、18番パー5の繰り返しによるプレーオフの結果に委ねられた。

1ホール目と2ホール目はパー、3ホール目はバーディで分け合い、迎えた4ホール目。金は右ラフから放った2打目を右に曲げてOB。5打目をグリーンに乗せ、松村が3打目のアプローチを寄せた時点で金がギブアップ。松村が今季2勝目を手にした。松村は優勝賞金4,000万円を獲得し、今シーズンの賞金総額は1億円を突破した。

首位タイからスタートした池田勇太は、「今日はパットが悪かった」と伸び悩み、3バーディ、3ボギーのイーブン。通算10アンダーの5位タイに後退した。賞金ランクトップのキム・キョンテ(韓国)も「75」と崩れ、通算5アンダーの20位タイに後退。石川遼は5バーディ、1ボギーと伸ばし、通算9アンダーの8位タイに浮上。この結果、今週で賞金王は確定せず、来週の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に持ち越しとなった。石川、池田ともに、最終戦での優勝が逆転賞金王への最低条件。藤田寛之の賞金王の可能性は、今週で消えた。

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2010年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント



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