本命なき一戦で単独首位スタートを切ったL.ソルトマン（Mark Runnacles /Getty Images）

◇欧州男子◇マデイラアイランドオープン 初日◇サント・デ・セラ（ポルトガル）◇6,826ヤード（パー72）

「ボルボワールドマッチプレー選手権」の同週開催により、強豪ら不在で開幕した今大会初日、ロイド・ソルトマン（スコットランド）が「64」をマークして、8アンダー、単独首位の好スタートを切った。

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海抜700メートルに位置する会場では、つむじ風に見舞われたにも関わらず、ソルトマンは9バーディ、1ボギーの「64」でラウンドすると、プロ転向以降のベストスコアに並ぶビックスコアをマーク。後続に2打のリードで単独首位に立った。ソルトマンはエディンバラ出身の27歳。欧州のチャレンジツアーを主戦場として戦う彼は、今季欧州ツアー初戦となる。

「難しい風の中で、自分の思い通りにプレーできたことは本当に嬉しい。今日はこのポジションに立っているのは勝つためだ。これまで頑張ってきたことが報われたような気がするよ」とこの日のラウンドを振り返った。

6アンダーの単独2位にはリチャード・ブランド（イングランド）、5アンダーの3位タイにはマーク・チュロ（チリ）、クレイグ・リー（イングランド）、ヨアキム・ラゲルグレン（スウェーデン）の3選手が並んでいる。昨年覇者のリカルド・サントス（ポルトガル）は4オーバーの118位タイと大きく出遅れている。