昨年の大会では、H.メイハンが見事な逆転勝利でWGC初タイトルを手にした（Sam Greenwood /Getty Images）

WGC（世界ゴルフ選手権）の今季第3戦「WGC ブリヂストンインビテーショナル」が、8月4日（木）から7日（日）までの4日間、オハイオ州のファイヤーストーンCCで開催される。直近の世界ランキング上位50名など、限られた選手しか出場が許されない今大会。メジャー級の強固なフィールドにより、ハイレベルな戦いが繰り広げられる。

ファイヤーストーンCCと言えば、今大会で過去7度の優勝を誇るタイガー・ウッズを思い浮かべるファンも多いだろう。そのタイガーが今週、およそ3ヶ月ぶりにツアー復帰を果たす。4月の「マスターズ」で左ひざと左足アキレス腱を痛め、ツアーを一時離脱。5月の「ザ・プレーヤーズ」で復帰するも、初日に同箇所の痛みを訴えて棄権し、以降はメジャー2試合をスキップしてリハビリを続けてきた。その回復具合が大いに気にかかるところだ。

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日本からは、世界ランキング50位以内の資格で石川遼が、昨年の国内ツアー「ブリヂストンオープン」を制した資格で池田勇太が出場する。ともに翌週は海外メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」が控えており、強豪ひしめく中で弾みをつける結果を残せるかに注目したい。

ルーク・ドナルド、リー・ウェストウッド（ともにイングランド）、マーティン・カイマー（ドイツ）の世界三強をはじめ、ロリー・マキロイ、グレーム・マクドウェル（ともに北アイルランド）、フィル・ミケルソンらそうそうたるメンバーが覇権を争う。

【主な出場予定選手】
石川遼、池田勇太、D.クラーク、L.ドナルド、E.エルス、R.ファウラー、J.フューリック、S.ガルシア、R.グーセン、P.ハリントン、D.ジョンソン、M.カイマー、キム・キョンテ、H.メイハン、M.マナッセロ、G.マクドウェル、R.マキロイ、P.ミケルソン、L.ウェストウッド、T.ウッズ