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石川遼

遼、初日からエンジン全開!7位発進

2011年の国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は1日(木)、東京都の東京よみうりCCで開幕。今季初勝利を狙う石川遼は3バーディ、1ボギーの「68」で回り2アンダー、首位に2打差の7位タイとまずまずのスタートを切った。

前夜からの冷たい雨が残り、気温6.4度という寒さに包まれた初日。最終組の一つ前からスタートした石川は、前半2番(パー3)で6メートルを沈めてバーディを先行させた。その後はパーが並んだが、ショット、パットともに安定感はキープされたままだった。

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後半11番をボギーとしてイーブンパーに戻してしまうが、続く12番でフェアウェイからの第2打をピンそば3メートルにつけ、すぐさまバーディを奪い返す。17番(パー5)では3打目でグリーン右手前のバンカーからピンそば80センチに寄せて3つ目のバーディ。最終18番(パー3)では、奥からの傾斜の強いグリーンの手前に切られたカップに対し、ティショットでセオリー通りピン下4メートルにピタリ。これは惜しくも外したものの「良いラウンドだったと思う。ボギーをひとつに抑えられた」と手応えを口にした。

前週まで半袖のウエアで戦っていた石川も、師走の東京の寒さには「自然との戦い。ゴルフを難しくさせた」と閉口した。しかしこの初日は序盤からテンション最高潮。2番の最初のバーディでは、いきなりガッツポーズを繰り返し、続く3番では4メートルのバーディチャンスを外すと頭を抱えるように悔しがった。だがその大きなアクションも「意識していた。それくらいでちょうど良いと思った」と言う。

石川は2009年、10年大会とここ2年連続で初日最下位スタート。それもあってこの日のラウンドは普段の“最初の18ホール”とは違った。「体力が100ある中で、4日間で25ずつ使っていけばピッタリだけれど、今日は30くらい使った。それくらい大事な初日だった」という言葉が、その意味を物語っていた。

2日目は同学年の松山英樹と同組に。「彼は寒いコンディションの中、初めての日本シリーズで1アンダーは僕よりも良いラウンドだと思う。先週も(カシオワールドオープンの予選ラウンド)一緒でしたけど、すごく楽しみです」。待ち焦がれる1勝へ向け、最初の関門を突破。残り3日も集中力を高く保って戦いたい。(東京都稲城市/桂川洋一)

2011年 ゴルフ日本シリーズJTカップ



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