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石川遼

遼、8打差10位も「まだ諦めたくはない」

「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の2日目に、「62」と爆発して首位に迫った石川遼。ムービングサタデーと呼ばれる大事な土曜日、石川のプレーを見ようと会場には大ギャラリーが詰めかけた。

その石川だが、序盤はなかなかパットが決まらない。3番、4番と5m程のバーディパットを外すと、5番ではピン下3mのフックラインを読み切れない。ギャラリーの溜息とともに迎えた6番パー5、2オンを狙った2打目はグリーン右奥のラフにこぼれた。

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砲台となっているグリーンに向けて、「キャリーは3ヤードで、7ヤード転がるアプローチ」と振り返る石川。「ミスヒットしないように、まずはボールをしっかりヒットしようと思った」という石川だが、SWで放たれたこのショットは、イメージ通りの軌跡を描いて、カップへと吸い込まれた。

その瞬間、右手で握り拳を作ると、歓声を送るギャラリーに向けても手を上げて笑顔で応えた。初日乱れたスイングも、2日目に修正し、「今日も続けられた」と手応えは掴んでいる。後半はスコアを伸ばせず、通算3アンダーの10位タイでホールアウトした石川だったが、「そんなに悪い内容ではなかった」とこの日のプレーに及第点を与えた。

初日に6オーバーと出遅れた石川だったが、「初日が終わって15打伸ばすという夢を掲げていたので、あと6個伸ばせばその夢が現実となる。不可能ではないと思う」と、自ら課したスコアへと集中力を高めている。その先には、優勝の二文字がある。「望みは繋がったと思う。まだ諦めたくはないです」。明日の18ホールに、この1年間の想いを凝縮する。

2010年 ゴルフ日本シリーズJTカップ



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