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石川遼

遼、首位との差を詰められず「トップ10狙い」に変更!

国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」の予選ラウンドを、首位と12打差の通算3オーバー49位タイで迎えた石川遼。大会3日目は裏街道の10番から9時15分にスタート。その1ホール目のティショットは大きく左に曲がり林の中に飛び込んでしまった。

グリーン方向は狙えず、2打目は枝が密集する中で僅かな隙間を見つけフェアウェイに脱出。そして残り80ヤードの3打目をピンの左手前60センチにぴたりとつけてパーセーブに成功した。続く11番パー3、12番とパーオンはできなかったが、アプローチでしっかりとパーセーブに繋げた。

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そして、1オンも可能な13番パー4。ドライバーでのティショットはグリーン手前のラフまで運び、ピンまではおよそ30ヤード。しかし、2打目は下り傾斜に乗って3mオーバーし、バーディパットはラインを読みきれずに、この日もバーディを奪えなかった。

すると、続く14番でボギーが先行し、折り返し後の3番でもボギーを叩いてしまった。この時点で、首位を走る池田勇太とは最大17打差まで広がってしまったが、4番、7番、そして最終9番でバーディを奪い、結果的に1打スコアを伸ばして通算2オーバーの33位タイで3日目のラウンドを終えた。

「いま4アンダーがトップ10かな、3アンダーが14位ぐらいだったので。トータル3か4アンダーを目標にします」と、現時点での12打差を逆転する目標は立てず、トップ10以内に入り、少しでも賞金を積み重ねることを目指す。

しかし、通算4アンダーまで伸ばすには、最終日に6アンダー「65」が必要になるが「なるべく早く4バーディを獲りたい。できれば出だしの4ホールで4バーディを獲りたいですけど、できるだけ早く獲って、少しリラックスした状態でラウンドをしたいと思います。そこがポイントですかね」。最終日の石川は、トップ組として8時に丸山茂樹ロバート・アレンビーと1番ティグラウンドからスタートする。

2010年 ダンロップフェニックストーナメント



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