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石川遼

遼、雨に翻弄され暫定6位「最後はちょっと切れちゃった」

「日本ゴルフツアー選手権シティバンクカップ宍戸ヒルズ」3日目、当初の石川遼のスタート予定は1番から1ウェイスタートの最終組で11時5分。しかし、早朝からの悪天候によりスタート時間は遅らされ、アウト・インの2ウェイに変更されて第1組が出たのが11時15分。結局石川は、当初より2時間近く遅い13時5分にスタートした。

青空も見え始めた中でティオフした石川は、1番で6mのバーディパットを沈める幸先良いスタート。3番で1.2mのパーパットがカップに蹴られてボギーとしたが、続く3番ですぐに2.5mを沈めてバーディを取り返す。雨の影響でグリーンは軟らかくなり、序盤は危なげないプレーを続けていた。

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しかし、石川が8番の第2打を放った直後の15時7分、再び雷雲接近の為に競技中断となる。ひとしきり雨と雷をやり過ごし、再開したのは2時間後の17時10分。「朝の遅れは影響なかった」という石川だが、プレー途中でのコンディションの変化には対応しきれない。

9番で6mのパーパットは僅かにショート。10番から12番までは5~6mのバーディパットがことごとくカップに届かず、13番では2mのバーディチャンスを決められない。ストレスの溜まる中、14番でティショットを右ラフに入れると、第2打はグリーン手前のバンカーに突き刺さり目玉となる。3打目はグリーンに載せるのがやっとで、20m近いファーストパットを2mショートして3パットのダブルボギー。「最後はちょっと切れちゃったので残念です」と、唇を噛んだ。

「昨日まで届いていたのが10cm届かなくなって、難しかった」と突然のグリーンスピードの変化には、さしもの石川も戸惑いを隠せない。最後は15番のティショットを打った後に日没を告げるホーンが鳴り、「あの気持ちのままセカンドを打つのが怖かったので、止めました」と石川。14ホールを消化し、2つスコアを落として通算イーブンパー。暫定6位ながら、首位との差は8打に開いた。

それでも、「最後の9ホールまで絶対に諦めない」と初のメジャー制覇に向けて石川の気持ちは萎えていない。明日の22ホールで8打差を逆転出来るのか、最終日のプレーに注目だ。

2010年 日本ゴルフツアー選手権 シティバンク カップ 宍戸ヒルズ



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