藍、「85点」のラウンドで5位タイに浮上!
雨に祟られた「日本女子オープン」初日は、耐えしのぐプレーでイーブンの10位タイとした宮里藍。晴天に恵まれた2日目、「昨日は厳しいラウンドであれだけ耐えた分、今日は思い切ってラウンドすることができた」と、前半からピンを攻めてバーディを重ねていく。
「アイアンの距離感がイメージ通り。セカンドで作れたチャンスがけっこう多かった」と、前半2つのパー5で3打目をピンに絡め、2ストローク伸ばして後半へ。終盤の7番パー5でも3打目を3メートルにつけてバーディ奪取。5バーディ、3ボギーの「70」にまとめ、通算2アンダーの5位タイに浮上した。
「ちょっとボギーが多かったけど、バーディの数でカバーできた。2つ伸ばせたことは大きかった」と振り返る宮里。「ティショットで大きなミスもなかったし、距離も出ていたことが結果的にアンダーパーに繋がったと思う」と、アイアンと合わせてドライバーも好調な様子。今日のプレーに、「85点です」という高評価をつけた。
「メジャーは4日間勝負。1日をしっかりと区切って、明日も自分のプレーをすることが重要だと思います」。首位とは7打差に離されてはいるが、何が起きるか予測がつかないコースだけに、まだまだ逆転の可能性は残されていると言えるだろう。