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宮里藍が描く挑戦の足跡

藍、終盤の2バーディで予選突破「諦めないで頑張りたい!」

ホステスプロとして臨んだ「サントリーレディス」初日に、75位タイとまさかの出遅れを喫してしまった宮里藍。上位60位タイまでのカットラインも気になる位置で大会2日目を迎えた。

「(予選通過は)そんなに易しくはないかなと。昨日のゴルフの流れもあるし、でも精一杯自分のゴルフをすれば届かないものではないので、一つでも多くのバーディチャンスを作って、可能な限り獲っていこうと思っていました」という宮里。この日の前半は、やはり昨日までの流れを引き摺るようなラウンドとなってしまう。

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3番はピン奥10mからファーストパットを2m弱ショートして3パットのボギー。4番パー5では、2打目をフェアウェイの絶好の位置に置いたが、そこからウェッジで上のカラーまで打ってしまう。序盤はショートアイアンが跳びすぎる傾向が見られたが、それも徐々に修正された。

6番パー3でピン上1mにつけてようやく今大会初めてのバーディ奪取。初日はグリーンの重さに対応しきれず、この日の前半も「パットに対する信頼感が足りなかった」という宮里だが、「その分、ショットでチャンスを作って気長に行こう」と、焦ることなくプレーを続けた。

14番で奥のカラーから6mを沈めてガッツポーズ。通算2オーバーへとスコアを伸ばすと、16番でも1.5mのバーディパットをカップに沈める。結局、この日2つスコアを伸ばした宮里は、通算1オーバーの41位タイで無事予選通過を決めた。

「思ったより上が伸びなかったので、明日以降は自分次第。チャージすれば届かない距離じゃないので諦めないで頑張りたい」と前向きさを見せた宮里。パッティングも「戻りつつある」と手応えを掴み、残り2日で更なる上位を目指す。

2009年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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