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宮里藍が描く挑戦の足跡

藍がっくり、ノーバーディで75位発進

米ツアーから一時帰国し、ホステスプロとして「サントリーレディスオープン」に臨む宮里藍。前週の日曜日まで米ツアーで試合をこなし、月曜日にアメリカを経って火曜日の夕方に日本入り。翌水曜日にプロアマ戦をこなして、この日が大会初日というハードスケジュールに、気持ちとは裏腹に体がついてこなかった。

スタートホールの10番のティショットは引っ掛け気味に左ラフ。ここはパーをセーブしたが、13番でもティショットを左に曲げてラフに入れると、パーオン出来ずにボギーとしてしまう。16番でもグリーン奥からのアプローチをミスしてボギーとするなど、この日は結局バーディを奪えずに3ボギーの「75」。通算3オーバーの75位タイと出遅れた。

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「パットのミスも多かったし、朝は思うように体が反応してくれなかった」と宮里。父でコーチの優氏は、「昨日と今日で前傾角度が違って立ち過ぎていて、かすった浮いたボールが多かった」と分析する。時差ぼけは無いという宮里だが、長距離移動と環境の違いがアライメントに微妙な影響を与えたようだ。

パッティングに関しても、「4番の1.5m下りのバーディパットは絶対に決めておかないといけないパットで、集中力も足りなかった」と振り返る。ホールアウト後は、片手打ちや、目を閉じてストロークを行うことで、練習グリーン上でボールのタッチを掴むべく調整を行った。

「ビックスコアが出るコースではないので、一つでも多くチャンスを作って、地道に頑張るしかない」という宮里。幸い今週は4日間大会で、予選を通過すればまだまだ上位進出のチャンスはある。まずは明日の予選2日目に、どこまで巻き返してくるか注目したい。

2009年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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