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2008年 クラフトナビスコチャンピオンシップ
期間:04/03〜04/06 場所:ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)

宮里藍が描く挑戦の足跡

藍、スコア以上に手応えありの第3ラウンド

「苦しかったです」。ホールアウト後の第一声が、この日の厳しさを物語っていた。今週で一番強い風が吹き荒れた大会3日目、12:43の遅いスタート時間だった宮里藍は、その強風の影響をもろに受けてしまう。

スタート前、昨日までと同じ風だと踏んで5W(200~210Y)の代わりに3U(190~200Y)を入れたが、その選択が裏目に出た。182ヤードの5番パー3は、強いアゲインスト。「高い球が出てしまった」という3Uでのティショットは、風に戻され手前の池につかまってしまう。打ち直しの3打目をグリーン奥に外し、寄せワンのダブルボギー。後半に入っても、3ボギーとスコアを落とし、この日「77」、通算3オーバーの22位タイに後退した。

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「まぁ、しょうがないですね。風は自分では止められないので」。それでもホールアウト後の宮里は、さばさばした口調で振り返った。風の影響でスコアは伸ばせなかったが、ショットの手応えは悪くない。「混戦だと思うし、ベスト10は全然入れる。この試合だけ(ベスト10に)入ってないので、良い目標になります」と、明日の最終日はメジャー大会中いまひとつ相性の良くない同大会へのリベンジを狙う。

同じ手応えは父の優氏も感じていた。この日も一日ラウンドについた父が感じたことは、「きっとうまくいく!」「パットも完璧だし、ドライバーもスランプの時の怖さが無くなっている」と、娘の復調に太鼓判を押す。「スコアは良くなかったけど、今後に向けて期待を抱かせるラウンドだった」と微笑んだ。そして、メジャー恒例となった“父の一句”を、最終日を待たずに披露した。

ナビスコの 尾根に雪は残れども
いつか来るらん 雪解けの春 宮里優

2008年 クラフトナビスコチャンピオンシップ



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