笹生優花は圧巻の追い上げで米ツアー2位/今季2勝目 小祝さくらの「変化」
2022/10/11 17:00
米国女子ツアーの2022年シーズンも残すところあとわずかとなりました。今季初優勝を狙う笹生優花選手が2位でフィニッシュ。怒涛の追い上げに会場も沸きました。同組でプレーした渋野日向子選手には笑顔も。現地の様子をお伝えします。また、36歳の初代王者が誕生した国内ツアーのニュースも必見です!
PICK UP NEWS
笹生優花は9カ月ぶりトップ5 上がり5ホールで4バーディ
最終日、6位から出た笹生優花選手は首位と1打差2位まで追い上げ、最後まで優勝争いに食らいつきました。5位以内に入ったのは1月以来。満足できない試合結果にもどかしさを感じていたと言います。「次につなげられるように」。21歳の活躍に期待大です。
小祝さくら“練習・ギア・メンタル”の変革 スリクソン新ドライバーは4連勝
「課題を残した感じ」と振り返った小祝さくら選手。一時は首位に4人並ぶなど大混戦となりましたが、17番でバーディを奪い、3日間ノーボギーで勝利を手にしました。5月の優勝を最後に、勝ち星に恵まれなかった小祝選手でしたが、技術やメンタル面での“変化”があったようです。
プロ14年目でツアー初V 小林伸太郎「悔しさを晴らした」
小林伸太郎選手が新規大会の初代王者に輝きました。地元・群馬県での勝利に、晴れやかな笑みを浮かべました。家族を含めた応援団100人以上の大歓声を背に、強い気持ちで挑み、つかみ取ったトロフィー。インタビューでは感謝を口にしました。
2日間でボギーひとつ 渋野日向子が得た自信「前に進めているかな」
通算8アンダー8位で終えた渋野日向子選手。優勝には5打足りなかったものの、試合後の表情はスッキリ。笹生優花選手との同組に「楽しかった」とこたえてくれました。着実に手にしている自信を胸に、次戦が行われる韓国へ向かいます。
LAST WEEK NEWS
国内男子:For The Players By The Players
新規大会には多くの新しい試みがありましたが、そのひとつが帯同キャディ賞。賞品は開催コースのラウンドプレー&ペア宿泊券でしたが、初Vを挙げた小林伸太郎選手のキャディ、伊藤彰洋さんが獲得しました。今年からプロキャディのキャリアを歩み始め、プロの試合で担ぐのは5回目の31歳は「誰かが話していましたが、最速優勝じゃないかと」。プロのリズムを崩さないように淡々と担ぐ姿が印象的でした。(玉木)
国内女子:スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント
頑張った自分にご褒美を。年に数億円稼ぐプロゴルファーも、そう思います。小祝さくら選手は5月にシーズン初勝利を挙げた際、米国初のクマのキャラクター“ケアベア”のぬいぐるみを購入。最近は電動自転車に狙いを定めています。お値段、およそ30万円。「コンビニや練習にちょっと行くときなんかに乗りたくて」。すでに試乗は済ませたそうで「すんごいラク」。街中を軽快に走る姿はもうすぐです。(桂川)
米国女子:LPGAメディヒール選手権
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Edited by : 武田涼花
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