21歳にして早くもメジャー2勝目を達成したヤニ・ツェン

カリフォルニア州にあるミッションヒルズCCで行われている今季米女子メジャー初戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」の最終日、首位と1打差の2位タイからスタートしたヤニ・ツェン（台湾）が、2番でイーグルを奪うなど「68」とスコアを伸ばして通算13アンダーでフィニッシュ。2位のスーザン・ペターセンを1打差で振り切って、自身2度目のメジャータイトルを獲得した。

最終日最終組は、カレン・スタップルズとペターセン、そしてヤニの3人の争い。序盤からスタップルズがスコアを崩して脱落すると、終盤はペターセンとヤニの一騎打ち。ヤニの2打リードで迎えた最終18番パー5、レイアップを選んだヤニに対し、ペターセンはピン右サイドのカラーに2オン。このイーグルパットは惜しくも決まらずバーディとし、2パットのパーで凌いだヤニに栄冠が輝いた。

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08年の「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」に続いてのメジャー制覇。ウィニングパットを沈めると、両手を挙げて力強く万歳。ギャラリーの歓声に気持ち良さそうに手を挙げた。

1打差の2位はペターセン。通算9アンダーの3位にキム・ソンヒー、通算6アンダーの4位にロレーナ・オチョアが続いた。日本勢では、この日「72」のパープレーで凌いだ有村智恵が通算3アンダーの単独9位。20位以内に与えられる翌年の出場権を獲得している。

横峯さくらは上田桃子と並んで通算3オーバーの27位タイ。諸見里しのぶと宮里美香は通算5オーバーの40位タイ。三塚優子は通算11オーバーの69位タイに終わった。

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