残りシーズンは強行日程が待ち受けているキム・キョンテだが、練習中は笑顔も目立つ

11月17日（木）から20日（日）にオーストラリアのロイヤルメルボルンGCで行われる世界選抜と米国選抜の対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」。世界選抜代表に初選出されたキム・キョンテ（韓国）が喜びの心境を語った。

国内男子ツアーの第16戦「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン」開幕前日の21日（水）。会場の琵琶湖カントリー倶楽部で最終調整を行ったキョンテは2年に1度のビッグイベントに参戦するに当たり「選ばれたことは本当に光栄。素晴らしい選手が出場できる大会。今は本当に楽しみです。やっぱりタイガー・ウッズと同じ組で戦ってみたい」と心を躍らせた。

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世界選抜チームは、世界ランキングで米国と欧州の選手を除く上位10選手が自動的に選出（残りの2人はキャプテン推薦）されるが、昨年度の日本ツアー賞金王はその中で堂々の5位。韓国の先輩であるチェ・キョンジュ、Y.E.ヤン、そして石川遼とともに選ばれたことにも「アジアから4人が出場できることはすごいことだと思う」と話した。

来季の米ツアー参戦を狙うキョンテだが、今大会終了後は母国へと戻り韓国ツアー2試合に出場。その後「日本オープン」を経て、米国男子ツアーのフォールシリーズ「チルドレンズ ミラクル ネットワーク クラシック」に出場する。来季の賞金シード権獲得を視野に入れるが「（最低でも）3位には入らないといけない。欲張らずに経験だと思ってやってきたい」と落ち着いた様子で今後を見据えていた。（滋賀県栗東市／桂川洋一）