「全英リコー女子オープン」への強い想いを口にした諸見里しのぶ

国内女子ツアーメジャー第1戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」最終日、単独首位からスタートした諸見里しのぶが1打差で辛くも逃げ切り、2007年の「日本女子オープン」に続く2つ目のメジャータイトルを獲得した。

ツアー通算4勝のうちメジャーが2勝と、大舞台で一層の強さを発揮する諸見里。メジャータイトルを手にした喜びとともに、諸見里はもう1つの喜びを口にした。「メジャーで勝てたことはもちろん嬉しいですが、それ以上に『全英リコー女子オープン』に近づけたことが一番嬉しいです！」。

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6月15日時点（サントリーレディス終了後）での日本女子ツアー賞金ランキング上位5名には、同大会の出場資格が与えられる。諸見里は今週の勝利によりツアーでも高額な優勝賞金2,400万円を手にし、賞金ランキングは一気に2位へと急浮上。出場資格を、大きく手元に引き寄せたと言えるだろう。

2005年に米国女子ツアーのQTに初挑戦し、見事に合格。2006年は同ツアーを主戦場としたが、成績が残せず志半ばで帰国した。「あの時と今の自分がどれだけ違っているのかを試してみたい」。その試す舞台として、『全英リコー女子オープン』への出場を熱望している諸見里。目標を果たすべく「この優勝をきっかけに頑張っていきたいです」と意気込んでいる。