10番からスタートした有村智恵は1ホールも終えずに予選落ちが決定した

「ヤマハレディースオープン葛城」で、今シーズンのスタートをきった有村智恵だが、大会2日目の第2ラウンドが中止になったため、初日の1ラウンドだけで大会を終えることになってしまった。

初日に8オーバー「80」をたたき、87位タイと出遅れた有村は「明日は良いスタートをきってバーディを獲りたいです」と話していたが、2日目は10番からスタートして、その10番のグリーン上で競技中断となった。

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13時に第2ラウンドの中止が決定し、競技は36ホールへの短縮が決定。有村は第2ラウンドをプレーできないまま予選落ちとなった。「天候の状態も悪いですし、コースコンディションも悪いですから仕方ないですね」と冷静に話しを始めた。そして初日を終えて改めて考えたという有村は「結果に対する恐怖心というよりも、ショットの時に手首を傷めてしまうのではという怖さがあったり、今はその恐怖心との戦いがある」とかみ締めるように話す。

しかし、「試合に出られるのは嬉しいです。試合勘というのもありますし、この恐怖心は練習だとなかなか取れない。試合でいかに勇気を持ってやっていくか。どんなスコアになろうと試合を重ねていくことで、良くなっていくと信じてやるしかないです」と、今後は試合に出続けて調整を行っていくつもりだ。（静岡県袋井市／本橋英治）