有村智恵は17位タイに浮上。この日も疲労が色濃く、昨日に続き足早にコースを後にした

過酷な戦いが続く今年の「日本女子オープン」。昨日「76」を叩き、通算7オーバーの20位タイに後退した有村智恵は「昨日は、ゴルフのことを考えたくないほど疲れていた」と心身ともに疲労を極め、ホールアウト後は足早にホテルに戻り休養に充てた。

「しっかり休めたので、今朝はまたワクワクする気持ちでコースに来ることができました」という有村だが、この日は朝から強い風が吹き、グリーンの硬さも増したことで、難度がさらにアップした過酷なコンディションが待ち受ける。「疲れには慣れてきたけど、どうやって攻略できるのか考える余裕が無い」と渋い表情。「いいショットもたくさんあった」と振り返るものの難コースの壁はやはり厚く、この日2バーディ、9ボギーの「77」とボギーを重ね、通算14オーバーにスコアを落とした。

しかし、全体的なスコアも大きく落ちたため、順位は17位タイに上昇。「ホールアウトして順位を見たら、あまり変わっていなくてビックリした」と目を丸くしたという。「もう、フェアウェイからもチャンスは無くなったと思う。大ケガだけはしないように、とにかく自分の納得できるショットが打てるように。また明日もゴルフをしたいと思えるように、これからゆっくり休みます」と苦笑した。（愛知県東郷町／塚田達也）