開幕前日は休養に充て、明日からの本戦に臨む有村智恵 ※画像は27日撮影

29日（木）に開幕する「日本女子オープン」に出場する有村智恵は、練習日に割り当てられた28日はコースに姿を見せず休養に充てた。

8月中旬に左手首を痛め、「ゴルフ5レディス」、「日本女子プロ」と2試合続けて欠場。その後は復帰して2試合を消化しているが、手首への負担を減らすため、以前と比べ極端な練習量の縮減を強いられている。昨日のプロアマ日にも「しなくてもいい時には練習をせず、休むときは休みます」と口にしていた。

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今年のコースセッティングはラフの深さは80mmと長さは抑え目なものの、芝が立っているためにボールがスポッと埋まり、困難な脱出を強いられる。手首に不安を抱える有村にとっては、まさに弱り目に祟り目。「痛みができるだけ出ないように気をつけたい。ラフには入れないようにしたいですね」と、とりわけ警戒を深めていた。

その状況にも、「久しぶりにゴルフの難しさを楽しめそう」と強気な姿勢を見せていた有村。まずは、初日のプレーに注目したいところだ。（愛知県東郷町／塚田達也）