2022/11/23女子プロレスキュー!

チーピンを一発で解消する素振り法 松原果音

「チーピンが出てOB連発の人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「ラウンド中にチーピンが出たときの対処法が分かりません。左に曲がるということで、目標よりターゲットを右に取って対処していますが、そんなときに限って想定した球筋が出なかったり、真っすぐ右に押し出すトラブルに…。最適な対処法はありませんか?」 【松原果音のレスキュー回答】 右に曲がるなら左、左に曲がるなら右を向く対処法は、一時的な救護策として有効ですが、左へ大きく曲がるチーピンは話が別。曲がり幅が大きい分、計算して球筋をコントロールすることが困難です。そこでアドレスの向きだけではなく、考えられる原因とそれに応じた効...
2022/11/16女子プロレスキュー!

「練習場では良かったのに…」の主な原因は? 松原果音

「練習場とコースの差を埋めたい人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーAさんの悩み】 「練習場ではいいのにコースではダメダメ。典型的な練習場シングルゴルファーですが、どのような練習をすれば、実戦でも良い結果が出せるのでしょうか?」 【松原果音のレスキュー回答】 練習場とコースでの相違はいろいろありますが、一番は正しい方向に向く難しさの違いだと考えています。実はプロでもアライメントが原因で調子を崩す選手は多いです。基本的なことですが、目安の多いマット上と何もない芝の上では、難度は想像以上に異なります。 1. マット上は目安だらけ 練習場では、マットの枠や記されたラインに合わせて打てることで、...
2022/11/09女子プロレスキュー!

飛距離ダウン、年齢のせいにしていませんか? 松原果音

「飛距離を取り戻したい悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーEさんの悩み】 「数年前に比べて飛距離が落ちてきたと感じます。もう一度、あの頃の飛距離を取り戻すにはどうすればいいですか?」 【松原果音のレスキュー回答】 飛距離ダウンを加齢のせいにしている人は多いですが、わずか300g前後の軽いドライバーを動かすために、そこまでの強い筋力は必要ないと思います。逆に、腕の力だけで振れてしまうクラブだからこそ、腕のみを使った“手打ち”になってしまうもの。腕に頼らず、体全身を使った動かし方をマスターすることが近道です。 1. ステップ打ちドリルが有効 体重移動は飛距離アップに欠かせませんが、右から...
2022/11/02女子プロレスキュー!

ストロングとウィーク グリップの違いはここ 松原果音

「グリップが不安定な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「一度極端なストロンググリップを試し、そのあと不調で元に戻したところ、思うように決まらなくなってしまいました…。今さらながらグリップの握り方の違いを教えてください」 【松原果音のレスキュー回答】 クラブと体との唯一の接点であり、ショットの生命線とも呼べるグリップ。スイングと同様に重要なポイントとして、決しておろそかにできない項目です。今回は、指の握り方と力感についてご説明します。 1. 左手の親指が“右”ならストロンググリップ 過度なアームローテーションが抑えられるストロング(フック)グリップは、フェース面の開閉を...
2022/10/26女子プロレスキュー!

アプローチの基本 3つの“引き出し”をつくる 松原果音

ばかり。あしたのラウンド前にチェックしておこう! 「アプローチの精度を上げたい人」をレスキュー♪ アプローチの基本 3つの“引き出し”をつくる 松原果音 【アマチュアゴルファーSさんの悩み
2022/10/19女子プロレスキュー!

パターネックの違いで引っかけが防げる!? 齊藤妙

「パッティングの引っかけに悩む人」をレスキュー♪ パターネックの違いで引っかけが防げる!? 齊藤妙がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「パッティングで引っかけのミスが出てしまい、3パットばかり…。改善策はありますか?」 【齊藤妙のレスキュー回答】 私も以前は、引っかけのミスで悩んでいました。打ち出しから左方向に出てしまうため、フックラインはすぐにラインから外れ、ショートパットにも自信が持てませんでした。そこでパターを以前のヒールシャフトモデルからセンターシャフトに替えたところ、引っかけのミスが出なくなり、復調のきっかけとなりました。 1. 原因はフェースの開閉が大きいこと ...
2022/10/12女子プロレスキュー!

アプローチをクラブ1本で打ち分けるには 齊藤妙

「アプローチでミスばかりの人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「アプローチショットでクラブを替えて打ち分けていますが、いろいろ考え過ぎてしまってミスばかり…。もう少しシンプルに攻めたいのですが、どうすれば良いでしょうか?」 【齊藤妙のレスキュー回答】 アプローチでは、キャリーで狙うのか転がして攻めるのか、ピンまでの状況を把握しながら弾道をイメージすることが最も重要と考えています。クラブを替えて打ち分けるプレーヤーも多いですが、私はイメージを重視し、1本のクラブで出球の高さと強さを変える打ち分け方を実践しています。 1. 上げたい場合はボールから離れる フワッとボールを上...
2022/10/05女子プロレスキュー!

突然のシャンクどう直す? 原因と対処法 齊藤妙

「シャンクに悩む人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「もう出ないと思っていても、ふと起こるシャンク。はっきりした原因が分からず、意識すればするほど繰り返してしまいます。どのように対処すれば良いでしょうか?」 【齊藤妙のレスキュー回答】 ライや状況によっては、ツアープロでさえ起こしてしまうシャンクのミス。原因はいくつか考えられますが、私はシンプルに手元と体の動きがバラバラになってしまうことだと考えます。スイングテンポとアドレス時のひと工夫で、防ぐことができますよ。 1. シャンクの原因は手元の先行 シャンクは、テンポが正常時より速まっているときに起こります。インパクトの瞬...
2022/09/28女子プロレスキュー!

ディボット跡からの打ち方 手前か?奥か?それが重要! 齊藤妙

「ディボット対応がよく分からない人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーBさんの悩み】 「ボールがディボット(ショット時に芝生が削れてしまった)跡に入ったとき、どのように対応すれば良いかが分かりません。気にせずいつものように振ると、コロコロと転がる結果に…。ベストな対応策を教えてください」 【齊藤妙のレスキュー回答】 ひと言で“ディボット跡”といっても、ボール位置で難度は大きく変わります。目標方向に対して手前か奥か、どこに位置しているかによって、対応が変わってくるからです。今回は、ボール位置に適した対応策をそれぞれご紹介します。 1. 奥の場合 フォローを小さく ボールが奥(目標方向に近い...
2022/09/21女子プロレスキュー!

突然のチーピンどう直す? 原因と対処法 齊藤妙

「チーピンに悩む人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「ラウンド中盤~終盤にかけて、前ぶれなく突然起こるチーピン。手の返し過ぎが原因だと思い、腕の動きを抑えて打っているのですが、最後まで止まらず…。どのように対処するのが正解ですか?」 【齊藤妙のレスキュー回答】 右方向を警戒し過ぎて、強引にボールをつかまえにいくと、起こりやすいミスがチーピンです。結果的な原因は手打ちにありますが、根本的な要因は別にあると考えています。ラウンド中に突然起こったとしても、二度と起こさないための考え方と対処法をお教えします。 1. 原因は下半身が止まったため 直接的な原因は、手ではなく下半身の...
2022/09/14女子プロレスキュー!

「チャー・シュー・メン!」がスイングリズムの王道である理由 齊藤妙

「リズムを崩してミスが多い人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーZさんの悩み】 「ミスショット時には、スイングリズムが速まっていると気づいてはいるものの、本番になるとなかなか一定に保つことができません…。どんな状況でも変わらず、スイングリズムを保つには、どうすれば良いですか?」 【齊藤妙のレスキュー回答】 ホールごとにレイアウトが変わると、頭の中ではわかっていても、スイングの悪いクセは出てしまうものです。そこで私は、ドライバーからパッティングまで、常に同じリズムになるように意識しています。ただ、曖昧なイメージのままだと、毎ショットを同じようにすることは困難。指標となるリズムを決め、それに合...
2022/09/07女子プロレスキュー!

でんでん太鼓のイメージで飛距離アップ! 齊藤妙

「飛距離が伸びない悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「どんなに良いプレーをしても、飛距離が足りず、パーセーブが精いっぱい…。ティショットを最低でも230yd先のフェアウェイに置きたいのですが、どんな練習をすれば良いでしょうか?」 【齊藤妙のレスキュー回答】 私もまだまだ飛距離アップを目指している段階ですが、飛距離を伸ばすにはヘッドスピードを上げる=速く振ることが不可欠だと感じています。ただ、速く振るといっても、ミスを起こしては意味がありません。ポイントを押さえ、効率的に飛距離を伸ばすための練習ドリル&イメージをお教えします。 1. 軽いもので素振りを行う ドライバー...
2022/08/31女子プロレスキュー!

切り返しでグリップエンドはどこを向いている? 齊藤妙

人気・実力ともに注目の齊藤妙が登場! 高校時代に本格的にゴルフを始め、わずか3~4年でツアートーナメント出場を果たした齊藤妙(さいとう・たえ)。プロテスト合格を目指して日々奮闘する中、インスタグラムでは3万人以上のフォロワーを獲得している人気者。東京出身ながら、スキー競技にも出場した経験を持つスポーツ娘が、アベレージゴルファーの悩みを解決する。 「スイングに悩む人」をレスキュー♪ 切り返しでグリップエンドはどこを向いている? 齋藤妙がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「切り返しをもっとスムーズにしたいです。プロや上級者が話す『トップで親指にクラブを乗せる』とは、具体的にどの...
2022/08/25サイエンスフィット レッスン

引っかけ改善のポイントは右手グリップにあり

回転を深くしたことで引っかける球がなくなり、飛距離は240ydくらいまで伸びました。岩井さんは、ヘッドスピード約40m/sですから、理論上MAXに近い飛距離を出せるようになったといえるでしょう。 では、今回のレッスンを動画でおさらいしましょう。
2022/08/24女子プロレスキュー!

1mパットの強さはテンポで打ち分ける 宮崎千瑛

「ショートパットが苦手な人」をレスキュー♪ 1mパットの強さはテンポで打ち分ける 宮崎千瑛がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「1mのショートパットが苦手で3パットを連発してしまいます…。どんな練習をして本番に臨めば良いのでしょうか?」 【宮崎千瑛のレスキュー回答】 わずか1mでのショートパットでも、ロングパットと同じように、タッチ(強さ)のイメージを重視しています。ラインによってどんなボールの勢いで入るのか――。同じ距離でも状況に応じて強さを打ち分けることができれば、カップインの確率が上がると思います。 1. 3つのタッチをイメージする 1mを打つ際のバリエーションは3パ...
2022/08/17女子プロレスキュー!

落としどころを固定する! シンプル思考のアプローチ術 宮崎千瑛

「グリーン周りで失敗ばかりする人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「何でもない花道からのアプローチで、ミスを連発します。グリーン周りから確実に寄せるには、どうすれば良いですか?」 【宮崎千瑛のレスキュー回答】 エッジまで5m以内、しかも傾斜は緩やかで絶好のライ。そんな状況からなのに、ミスが出てしまうということは、複雑に考え過ぎている可能性が高いです。振り幅や力加減、体重のかけ方、入射角などいろいろ考え過ぎてしまい、ミスを起こしていると考えられます。確実に寄せたいアプローチこそ、シンプルに考えることが重要です。 1. 落としどころを“エッジから1m”と決める カップまでの...
2022/08/10女子プロレスキュー!

真夏のフェアウェイバンカー活用術 宮崎千瑛

「夏ゴルフでスコアを崩してしまう人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「深いラフに悩まされる真夏のゴルフが苦手です。この時季にスコアを崩さない良い対策法はありますか?」 【宮崎千瑛のレスキュー回答】 深いラフに入ってしまうと、パーオンできる距離からでも脱出することしかできなかったり、ボールが見つからずロストになったりと、思わぬトラブルになり得ます。夏ゴルフならではの対策法として、私がおすすめしたいのは、フェアウェイバンカーをうまく活用するコースマネジメントです。 1. フェアウェイバンカーに入れてもOKと考える ティショット時の攻め方として、フェアウェイバンカーがあるホー...
2022/08/03女子プロレスキュー!

スピードゴルフ女王が教えるスコアがまとまる呼吸法 宮崎千瑛

「ショット時に呼吸が乱れやすい人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「暑さで心拍数が上がったり、急いでボールの位置まで走ったりすると、いざ打つときに息が上がってしまい、ミスを引き起こすことが多いです。何か対策法はありますか?」 【宮崎千瑛のレスキュー回答】 呼吸を乱してしまうとスイングリズムが狂い、いつもの振り方ができなくなってしまうものです。重要なのは、毎回同じ息の吐き方=“呼吸のルーティン”を決めておくこと。打って走って、スコアと速さを競うスピードゴルフでも生かせた呼吸法をお教えします。 1. アドレスとインパクトで息を吐く アドレスとインパクトで1回ずつ(計2回)息...
2022/07/27女子プロレスキュー!

“右ペラ”の正体 ペラペラさせない対策法とは 宮崎千瑛

「プッシュスライスが頻出する人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「大事なショットでボールがつかまらず“右ペラ”が頻発します。考えられる要因と対策法を教えてください」 【宮崎千瑛のレスキュー回答】 “右ペラ”とは、右方向に薄っぺらで弱々しく飛んでいく球筋のことをいいます。インパクトでフェースが開くことで、右に打ち出してから曲がるプッシュスライスのこと。そんな大たたきにつながるミスショットを防ぐために、私が行っている対策法をお教えします。 1. 原因はインパクト時の手元の浮き “右ペラ”の原因は、インサイドアウトの軌道が強くなることでクラブが寝ながら入り、インパクトで手元が...
2022/07/20女子プロレスキュー!

“起き上がり”はヘッド軌道と関係あるの!? 宮崎千瑛

「体の起き上がりで悩む人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーCさんの悩み】 「よく『体が起き上がっている』と指摘されます。どんな方法を使えば、起き上がらずにスイングできますか?」 【宮崎千瑛のレスキュー回答】 “起き上がり”には、スイングにおいて2通りのパターンが考えられます。ひとつは、バックスイングから起き上がるタイプ。もうひとつは、インパクトで伸び上がるタイプです。どちらも原因は、上体の回転不足が挙げられます。 1. バックスイング型はベルトを回す バックスイングで起き上がるタイプは、回転不足により前傾を後ろに倒すことで、クラブを振り上げてしまうことが原因です。体重移動は抑え、上体の...