2023/04/12女子プロレスキュー!

クロスハンドで距離感を出す とっておきの方法 高野あかり

「クロスハンドで距離感が出ない人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーWさんの悩み】 「ショートパットの安定感を増すために、クロスハンドグリップを試しているのですが、今度は距離感が合わず、ロングパットが寄せ切れなくなってしまいました…。クロスハンドは諦めるべきでしょうか?」 実はクロスハンドに手順があるって知っていた? 高野あかりがレスキュー♪ 【高野あかりのレスキュー回答】 私も以前は順手→クロスハンドに変え、ショートパットは改善されたのですが、今度はそれまで培った距離感が出しにくくロングパットに悩む日々を送りました。ただ、あることに気づいたことで、距離感も方向性も改善され、自信を持って...
2023/04/05女子プロレスキュー!

ショートウッドかユーティリティか 迷ったときこそ二刀流♪ 高野あかり

「クラブセッティングで悩む人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーVさんの悩み】 「同じロフト角のフェアウェイウッド(以下FW)とユーティリティ(以下UT)、どちらを購入するかで悩んでいます。何を決め手にしてクラブを選ぶべきでしょうか?」 【高野あかりのレスキュー回答】 ロングアイアン以上・ロングウッド以下の距離、200yd弱を届かせたい場面で、7Wか4Uのどちらを使うかで悩む人は多いでしょう。実はこの2機種はロフト角が同じでも、弾道の高さも操作性もボールのつかまり具合も違う、特徴が大きく異なるクラブです。可能であれば、同じロフト角のモデルを1本ずつ購入し、“二刀流”で対応することをお勧めし...
2023/03/29女子プロレスキュー!

アプローチ練習これはGood!それはBad! 高野あかり

「アプローチの安定感をアップさせたい人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーUさんの悩み】 「前回のラウンドで良かったはずのアプローチが、次の機会では全く寄らなくなることがあります。普段からどのような練習をすれば良いのでしょうか?」 【高野あかりのレスキュー回答】 勘に頼ったアプローチの練習は、良い結果が出にくいものです。いくつかの決まりごとと目安をつくり、反復して練習を行うこと。最も重要なテーマは、一定のスイングスピードと弾道イメージを持つことだと考えます。 1. 力加減を変える練習はBad! 安定感に最もつながらないと思う練習法は、インパクトの強さで調整する力感に頼ったメニューです。力...
2023/03/22女子プロレスキュー!

木の根元から救出! 正しい左打ち&片手打ち 高野あかり

「スタンスが取れない場所からのショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「木の根元や池の縁など、いつも通りにスタンスが取れない状況では、どのように打つべきでしょうか?」 【高野あかりのレスキュー回答】 トラブルの対処法として一番に考えるべきは、次打で必ずグリーンを狙える場所(フェアウェイ)に置くことです。まずは、ライの状況をよく見て、アンプレアブル(1罰打)するかどうかを判断しましょう。前方に障害物がなく、転がせそうな状況であれば、クラブを逆に持ち変えて“左打ち”、もしくは右手一本での“片手打ち”のどちらかを選びます。 1. 左打ちではボール位置がポイント 目標に対して...
2023/03/15女子プロレスキュー!

プロみたいな「風にぶつける球」はアリかナシか 高野あかり

「横風に悩んでいる人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「左右からの風が強いケースで大たたきをすることが多く、スコアを大きく崩してしまいます。プロのように風にぶつけていくコントロールショットなど打てるはずもなく…。どのように対処するべきでしょうか?」 【高野あかりのレスキュー回答】 風にぶつけるショットと聞くと、とても難度が高いイメージがあって敬遠してしまう人は多いと思います。ただし、スタンスの向きとフェース面の管理さえ押さえれば、それほど難しいショットではありません。逆に球筋を常にイメージできるため、距離感や方向性が一致しやすく、スコアがまとまる可能性が高まります。 1...
2023/03/01女子プロレスキュー!

見直すべきアイアンのボール位置 なんとなく真ん中は間違い!? 高野あかり

「ボール位置をなんとなく決めている人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「アイアンショットのときはなんとなくボールを真ん中に置いていますが、これって間違いなのでしょうか? 改めて適切な位置が知りたいです」 【高野あかりのレスキュー回答】 ボールをどこに置くかは最も基本的なことであり、出球やスイングに影響を及ぼす軽視できないポイントです。特にアイアンは、スイング軌道の最下点がスタンスの真ん中だからといって、なんとなく真ん中に置いている人は注意が必要。クラブの長さに応じて位置を変えることをお勧めします。 1. “3段階”で決めておく 番手ごとにボール位置を変えるべきですが、...
2023/02/22女子プロレスキュー!

飛ばしの練習に「重いバット」って正解!? アイテム選びの勘違い 高野あかり

父は“ゴルフ侍” 22年合格組・期待の大卒ルーキーが登場! 今回からレッスンを担当してくれるのは、昨年5度目の挑戦でプロテストに合格した高野あかりプロ。父はセントラルゴルフクラブNEWコース(茨城県)クラブチャンピオンでBSテレ東の『ゴルフ侍、見参!』に出演するほどの腕前、兄はプロを目指して研修生というゴルフ一家。今季の活躍が期待される彼女が、アベレージゴルファーの悩みに分かりやすく答えてくれる。 「飛距離が伸びない悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーQさんの悩み】 「飛距離アップを目指し、クラブより重い素振りバットを毎日振り込んでいますが、いまいち効果が感じられません…。この練習法...
2023/02/15女子プロレスキュー!

前半イイのに後半ダメダメ…の原因と対処法とは!? 加藤沙弥

「スタミナ切れで大崩れする人」をレスキュー♪ 前半イイのに後半ダメダメ…の原因と対処法とは!? 加藤沙弥がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーPさんの悩み】 「ラウンド前半は調子が良く、スコアもまとまっているのに、後半スタミナ切れで大崩れ…というケースが多く困っています。体力不足をカバーするための対処法はありますか?」 【加藤沙弥のレスキュー回答】 18ホール全ショットで同じ集中力を保つのは至難の業です。体力が落ちた状態でも調子を維持するには、どの点に注意すべきなのか――。疲れたときこそ注意を払ってほしいポイントは、スイング中よりもアドレス時に集中しているように感じます。 1. 前後の体重配...
2023/02/08女子プロレスキュー!

こんな入るのになぜ使わない? アームロックパターのすすめ 加藤沙弥

「アームロックパターをマスターしたい人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーOさんの悩み】 「ブライソン・デシャンボー(アメリカ)やアダム・スコット(オーストラリア)のように、アームロックパターを使いたいと考えています。使い方のポイントはありますか?」 【加藤沙弥のレスキュー回答】 私もパッティングに悩んでいたときに、平均的な長さのパターから中尺のアームロックパターに替えたことで、調子を取り戻すことができました。ショートパットにも自信が持てるようになり、カップインの確率も劇的にアップ。今回はアームロックならではのメリットと使い方のコツについてお話しします。 1. 手首の動きが抑えられる ア...
2023/02/01女子プロレスキュー!

打ち急ぎのメカニズム “ゆったり振る”は腕でつくる? 脚でつくる? 加藤沙弥

「打ち急ぎに悩む人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーNさんの悩み】 「ティショットでミスした際、同伴者から『打ち急いでいるよ』と頻繁に指摘されます。自分ではゆったり振っているつもりなのですが…」 【加藤沙弥のレスキュー回答】 プロでも悩まされる打ち急ぎのミス。切り返しで手元が先行してしまうことで、クラブ(シャフト)が寝て入りやすいことから、引っかけやプッシュのミスが出てしまいます。今回は打ち急ぎの原因と、対処法として意識するべき体の部位についてお話しします。 1. 打ち急ぎの原因は上半身と下半身のズレ 打ち急ぎのミスは、腕自体のスピードの速さではなく、切り返し時の上半身と下半身のタイミ...
2023/01/25女子プロレスキュー!

“北風ピューピュー”でもスイングが崩れない人の共通点とは 加藤沙弥

「アゲンストが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーJさんの悩み】 「冬の強風下でのゴルフ、特にアゲンストでのティショットが苦手で、スコアは大崩れ…。過酷な状況でもスコアをまとめるには、どのような点に注意すれば良いですか?」 【加藤沙弥のレスキュー回答】 冬のラウンドでは、強風が大きく立ちはだかり、過酷な状況でラウンドを強いられるケースは少なくありません。そんな難しい日のプレーでも、ベストを尽くせる人とそうでない人の違いは何なのか? 今回は強風下でのラウンドの心得と注意点をお伝えします。 1. 毎ショット低弾道を徹底する 風の影響を小さくするためには、低い弾道が必須です。ティショッ...
2023/01/18女子プロレスキュー!

冬の薄~い芝対策は打ち方より考え方! できるだけ“楽”する思考法 加藤沙弥

「薄芝でのアプローチが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「冬の時期によくある薄い芝からのアプローチショットが苦手です。どうすれば、ミスを最小限に抑えることができますか?」 【加藤沙弥のレスキュー回答】 薄芝からのアプローチで、一度チャックリなどのミスを起こしてしまうと、また次もやってしまうのでは? という恐怖感が湧き、その後は思い切って振り切ることができなくなってしまうもの。改善策は、寒い季節と割り切り、他の季節でのショットと同じように考えず、ボールのとらえ方に対する考え方を大きく変えることです。 1. ヘッドの運動量を減らす ミスの主な原因は、フェースの開閉を...
2023/01/11女子プロレスキュー!

フェアウェイウッドでのティショットがうまくいかない理由 加藤沙弥

「FWでのティショットが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーAさんの悩み】 「方向性を重視するホールでは、ドライバーではなくフェアウェイウッド(以下FW)でティショットを打つべきだと思いつつ、ミスした場合は結局同じ結果になるため、仕方なくドライバーを選んでいます。FWでティショットを放つ際、どういう点に気を付けるべきでしょうか?」 【加藤沙弥のレスキュー回答】 本来ドライバーよりミートしやすく、曲がり幅を抑えられるFWですが、苦手意識を持つ人は少なくありません。特にティイングエリアでFWを握った瞬間、成功することが当たり前という雰囲気が出て、力んでしまってミスショット… というケー...
2022/12/28女子プロレスキュー!

ショートホールでのティ、高さの正解は? 加藤沙弥

「ショートホールのティショット精度をアップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「ショートホールのティショットで、今よりもっとグリーンにオンする確率を高めたいです。ショット精度はかなり高いと思うので、他に方法はありますか?」 【加藤沙弥のレスキュー回答】 ショットも重要ですが、同じくらい重要でしかも多くの方が軽視している点がティアップの高さです。ティの高さは打ちたい弾道によって多少変えることはありますが、基本はいつも同じ状態で、同じフィーリングでボールにコンタクトできる準備が重要です。 1. ティがスッポリ隠れる状態が正解 基本的な形は、ティショットでもフェアウェイと同じ状...
2022/12/21女子プロレスキュー!

冬ゴルフ 寒い朝でもストレッチ、これだけは…! 加藤沙弥

ストレッチ、これだけは…! 加藤沙弥 【アマチュアゴルファーSさんの悩み】 「冬の寒い日のプレーは、あまり好結果につながりません…。スタートホールからナイスショットが出る、効率の良いストレッチ法はあり
2022/12/14女子プロレスキュー!

3パットを減らす練習グリーンでのインプット術 松原果音

「パットの距離感が合わない人」をレスキュー♪ 3パットを減らす練習グリーンでのインプット術 松原果音がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「ピンを大オーバーしたと思ったら、次は大ショート…。距離感が合わず、いつも3パットに悩まされています。どうすれば、ロングパットの距離感を磨くことができますか?」 【松原果音のレスキュー回答】 各ゴルフ場のコンディション、またその日の気象条件によっても、日々状況が変わるグリーンの速さ。試合で同じコースを連日プレーしていても、毎ホールで距離を合わせることは簡単ではありません。そこで私が重視している点は、朝の練習グリーンで距離感の目安となる基準をつ...
2022/12/07女子プロレスキュー!

距離のあるバンカーで大ショートさせないコツは!? 松原果音

「距離のあるバンカーショットが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーAさんの悩み】 「バンカーショットは苦手ではないのですが、ピンまで距離がある場面では、大きくショートしてしまうミスが頻出します。どうすればショートせず、意図通りボールを運ぶことができますか?」 【松原果音のレスキュー回答】 大ショートの主な原因は、クラブ選択のミスジャッジにあると思っています。特にバンカーに自信のある人ほど、どんな状況でも全てガードバンカーの感覚でSWを選びがち。SWで長い距離を打つには、とてもスキルが必要になります。より簡単に距離を出すためには、ロフト角の立ったPWや9番アイアン(以下9I)を選ぶこ...
2022/11/30女子プロレスキュー!

この手があったか! 目の前に木がある状況での意外な選択肢 松原果音

「目の前に木があるシチュエーションで対処法に悩む人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「目の前の大きな木が邪魔な状況では、横に出してから次のショットで狙うマネジメントも考えられますが、1打でグリーン付近に運びたいというのが本音です。どのクラブを選び、どんな打ち方をするべきでしょうか?」 【松原果音のレスキュー回答】 せっかくフェアウェイにボールがあっても、木が邪魔でグリーンが狙えなくなるケースは、意外と多いものです。ただ、打ち方やクラブ選びが特殊なため、前もって準備をしているゴルファーが少ないのも事実。木に当てず、着実にグリーン近くまで運ぶための、知って得する方法をお教えし...