2013/04/01中井学のフラれるゴルフ

Lesson.6 スイング軸は意識しない!

中井流のレッスンで、スイングにおいてもっとも重要なのは、軸ではなく、この骨盤の旋回なのです。 まずは、下半身をキープして、できるだけ骨盤を旋回させると、だいたい45度回ります。次に、腰椎10度、胸椎
2013/03/25中井学のフラれるゴルフ

Lesson.5 フラれるためのグリップ・プレッシャー

的に力みを生じるし、ガチガチに強く握っていれば、腕で積極的に振ってしまいます。ですから、緩まず力まず、ちょうど良い力加減で握ることがとても肝心です。 中井流では、マックスの力とゆるゆるの脱力状態との
2013/03/18中井学のフラれるゴルフ

Lesson.4 スクエアグリップを身につけよう!

腕が振られるためのグリップ 腕は一切何もせず、スイング中、腕はただただ受動的に体の回転に振られるだけ。そのようなスイングを目指すと、グリップのあるべき形が見えてきます。一度グリップを決めたら、腕の積極的な動きは一切考えず、後は体の回転に振られるだけ。何もしなくても勝手に腕が動いてくれる…。そんなグリップが理想です。 グリップはクラブとの唯一の接点です。不自然な握り方をすれば、腕はスイング中に体本来の自然な動きに従おうとして、余計な動きをしてしまいます。では、自然なグリップとは一体どのようなものなのでしょうか? 脱力した状態を自分のグリップの基準に! まず自然な左グリップから考えていきましょ...
2013/03/11中井学のフラれるゴルフ

Lesson.3 クラブは上げて下ろすだけ!?

クラブは上げて下ろすだけ!? 「スイングなんて何も考えずにクラブを上げて下ろすだけだよ」などと言う、上級者の方も多いと思います。しかし、この言葉は大きな誤解を招きがち…。 中井流に言えば、「上げて
2013/03/04中井学のフラれるゴルフ

Lesson.2 プロのスイングを真似するな!

腕は振りません! 「振る」イメージを「振られる」イメージに大転換する第2回目。今回のテーマは、プロのスイングを真似するな!です。誤解のないように言えば、自分が見た印象のままを真似しようとしないこと! 特に、スイングの連続写真は、ものすごく誤解を招きやすいので要注意。こんな風にフォローだけを切り取って見ると、腕を積極的に振っているように見えてしまいますよね。では、腕を「振る」イメージがあると、スイングはどんな風に乱れてしまうのでしょうか? 腕で振るほど腕が戻らなくなる 腕を「振る」ほど、インパクトでクラブが戻らなくなります。まず、テークバックでは体の回転を伴わず、腕だけでクラブを上げてしまい...
2013/02/25中井学のフラれるゴルフ

Lesson.1 ドライバーで転がそう!

「上げる」から「転がす」へ これから全10回に渡ってお届けするレッスンの、最終目標とするテーマは、「振る」から「振られる」へとスイングのイメージを大転換すること。ゴルフスイングを難しいものにしてしまう最大の原因は、「振る」という能動的なイメージに囚われてしまうからです。これを「振られる」という受動的なイメージに変えていくことで、ゴルフスイングは驚くほどシンプルになっていくものなのです。 初心者の方は「振る」という誤ったイメージに陥らないように。ゴルフ歴の長い方は、これまでの悪いイメージを払拭し、スイングのイメージを大きく転換できるように。あらゆるレベルの方に通じる意識改革を行っていきましょう!...
2012/06/11ウェグマンズLPGA選手権

中井学のウェグマンズLPGA選手権レポート/最終日

最後の最後まで盛り上がった4日間でした。アメリカツアーは世界ツアーとしての自負があり、多くの国の選手を受け入れて大会を盛り上げていくことが本当に上手く、その一角を日本人選手がトップランクのプレーヤーとして担っていることを誇りに思います。 優勝したフォン・シャンシャン選手は世界レベルで物事を考え、常に「61」、「62」といったビッグスコアを出そうという感覚を常にとがらせていました。美香選手は2打差の2位に終わりましたが、それ以上の差を感じているところもあります。もちろん勝つ可能性は十分にありましたし、その力も見せられたはず。けれど最後はフォン選手と差は、自分をどれだけ信じられるか、というところに...
2012/06/10ウェグマンズLPGA選手権

中井学のウェグマンズLPGA選手権レポート/3日目

メジャー第2戦もいよいよ3日目を終え、最終日を迎えます。やはりタフなセッティングの中では、実力のある選手たちが上位に名を連ねてきました。この日は雨の影響でプリファードライの特別ルールが適用され、やはりショット精度の高いプレーヤーが優勝争いの場に出てきました。 宮里美香選手はスコアを1つ落としましたが、イーブンパーで上出来だと考えていました。同組の2人、ジ・ウンヒ選手とポーラ・クリーマー選手のショットが切れていたため、ひとりバタバタしてしまったという感じもありましたが、その中でよく我慢しました。本当ならもっと落としてもおかしくない内容だったことは本人も認めています。シビアなパーパットも多かったで...
2012/06/09ウェグマンズLPGA選手権

中井学のウェグマンズLPGA選手権レポート/2日目

2日目は午前中の早い時間に、特に強い風がコースを吹き荒れました。風向きも非常に読みづらく、タフなコンディション。その中で宮里美香選手が素晴らしいプレーを見せてくれました。 安定していたのはドライバーショット。他の選手に比べてセカンドショットをフェアウェイから打てる状況が多かったことで、良い流れを維持しました。13番のチップインバーディはこちら米国のテレビ放送でも何度も流れる、大会2日目のハイライトと言えます。 初日よりピンポジションも厳しい中、スピンコントロールもまずまず。縦の距離感が少しばらついているように見えましたが、それでもイーブンパーでラウンドできたことに価値があります。スピンが効いた...
2012/06/08ウェグマンズLPGA選手権

中井学のウェグマンズLPGA選手権レポート/初日

宮里藍、そして宮里美香の2人が4位タイと非常に良いプレーを見せて好スタートを切りました。特に藍選手はノーボギー。ラウンド後のインタビューでも表情はしっかりしていましたし、満足度も高いと思います。 今日はある意味で「調子が良すぎた」とのこと。体が動きすぎていたという点を早い段階で把握し、キャディにも伝え、徐々にアジャストしていきました。体調面、精神面でも充実しており、樋口久子氏以来のメジャー優勝(1977年の全米女子プロ)も期待できるでしょう。注目されていない、いわゆる無名の選手たちが初日、2日目に上位に顔を出すことは多々ありますが、藍選手は世界ランキング4位、優勝候補の本命の一人です。現地のギ...
2007/04/02プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーたちのよもやまバナシ<すし石垣>

。翌週に挑戦した全英オープンのアジア予選。初日3位タイの好発進で、のぞんだテレビインタビュー。帯同していたコーチの中井さんは英語が堪能だが、すしは頑としてその手を借りようとはせず、自分の言葉で懸命に