2014/08/07新製品レポート

「スプーンでも高弾道のロースピン」テーラーメイド SLDR S フェアウェイウッド

【ミーやん】今回は『SLDR S』シリーズのフェアウェイウッド。ドライバーと同じく、白ヘッドに回帰して登場ですよ。構えてみると投影面積が大きくて安心感がありますね。従来の『SLDR フェアウェイウッド』は、ヘッドが小ぶりで難しい印象でしたけど、これなら打てそうです! 【ツルさん】SLDRシリーズは完全にアスリート向けだったけれど、新シリーズは名前に「S」が付いただけなのに、まったくの別モノになったみたい。ヘッドが大きくてスイートエリアが広そうだし、フェースもシャロー気味。ロフトがよく見えて、球も上がりやすそうだよね。 【ミーやん】わー!!球が上がってくれます。『SLDR フェアウェイウッド』で...
2014/08/04新製品レポート

「全体しなりのアイアン用カーボン」UST マミヤ ATTAS IRON

【ミーやん】いきなりですが、このシャフトは打ちやすい!とってもタイミングを取りやすいです。カーボンシャフトですが、一見するとスチールのようなIP仕上げの塗装もカッコいいですー。 【ツルさん】ミーやんが打っているのを横で見ていても、バツグンにミーやんのスイングに合ってるよ。アイアンは、このシャフトにリシャフトしたほうがいいんじゃない? 【ミーやん】アイアンのカーボンシャフトというと、少し前までは非力なゴルファー向けのようなイメージでしたが、最近はそれも変わってきていますよね。こだわりのあるゴルファーが、アイアンにもカーボンを装着して使っているというイメージです。ボクもぜひ使ってみたい! 【ツルさ...
2014/07/03新製品レポート

「少し大きくなったツアーウェッジ」ブリヂストン ツアーステージ X-WEDGE フォージド M

【ミーやん】こちらのウェッジは、ツアーステージのXシリーズに追加発売されたモデル。これまでのウェッジよりもヘッドが2mm大きくなっているそうです。構えてみると、他にはあまりないタイプのヘッド形状に見えますね。三角形に近いです。 【ツルさん】ヘッドサイズが少し大きくなっただけで、構えたときの印象が変わるもんだね。トウ側が広く見えるから、フェースを開いたときにネック側からトウ側にかけて、斜めにボールを駆け上がらせるイメージで打ちやすいね。 【ミーやん】この三角形に近いヘッド形状を見ていると、リンクスのマスターモデルを思い出しましたよ。懐かしいっスねぇ。 【ツルさん】そういえば、そうだね。マスターモ...
2014/06/30新製品レポート

「弾くフェースでも、しっとり系」ブリヂストン PHYZ III アイアン

【ミーやん】ファイズは、ゼクシオの対抗馬とも言えるブランド。三代目となるこのアイアンも、見るからにやさしく打てそうです。飛ばせそうな雰囲気もありますね。 【ツルさん】キャビティ構造のポケット部分が深いねー。見つめていると吸い込まれそうに深い。まるでブラックホールのようだ。 【ミーやん】デカヘッドでグースもあるのですが、そのわりに構えやすいです。打ってみると、球が上がるし飛んでくれるし、ちゃんと球がつかまってくれます。それに思いのほか打感がしっとり系。フェースの弾きは良さそうなのに、球がフェースに乗る感覚があります。 【ツルさん】ゼクシオは、フェースの弾きの良さを気持ちよさに変換した打感。ファイ...
2017/03/23新製品レポート

「やさしさを備えた現代的な本格派」オノフ ドライバー KURO

【ミーやん】オノフの黒シリーズは、契約プロである片山晋呉の要望を聞き入れて開発されています。ドライバーは、今どき珍しいハイバック形状です。ヘッドカラーは光沢のあるブラック塗装で、なかなか渋い印象のクラブですね。シャフトも真っ黒ですが、先端側だけシルバーのツートンカラーが採用されています。 【ツルさん】460ccのヘッドは、丸型でとてもキレイなシェイプです。ターゲットに対して、フェース全面でスクエアにセットしやすい感覚を持つことができて、とても構えやすいですね。昔のプロモデルにあったような難しそうな雰囲気はありません。クラウンには半円型の溝「パワートレンチ」が採用されていますが、それも気になりま...
2017/03/20新製品レポート

「かつてない転がりと打感を両立」オデッセイ オー・ワークス パター

【ミーやん】オデッセイの新シリーズは、新開発された「マイクロヒンジ・インサート」が採用されているのが特徴です。フェース面に溝が彫られているモデルはよくありますが、このシリーズにはフェース面に無数の小さなL字型の突起が付けられています。 【ツルさん】よく目をこらして見ると、たしかにひとつひとつの突起がL字型になっています。今までになかった面白い構造です。この突起によってボールがすぐさま順回転になり、方向性と距離感が向上するとのことです。さっそくミーやんから試打をどうぞ! 【ミーやん】なるほどー。確かにこのパターで打つと、ボールを打ち出した直後の転がりがスムーズな感じがします。なんとなく、そんな気...
2017/04/03新製品レポート

「ダウンブローが強めでもOK!」クリーブランド RTX-3 ウェッジ

【ミーやん】クリーブランドのウェッジ・シリーズである「RTX(ローテックス)」は、フェースに細かいミーリングを施してあるのが特徴のウェッジです。ブレードタイプとキャビティタイプの2種類が用意されていますが、今回試打するのはブレードタイプになります。 【ツルさん】ネック部分に「フィール・バランシング・テクノロジー」というレーザー刻印が入っていますが、これが新たに搭載された技術だそうです。ホーゼルを従来よりも短くして、ネック内部の重量を削ることで、ヘッドの重心位置がフェースのセンター部分にくるよう工夫されています。製造技術が進化してクラブの設計自由度が増したことで、最近はこういった“センター重心”...
2017/03/16新製品レポート

「地味にスゴイ!スピン性能が向上」ピン グライド 2.0 ウェッジ

【ミーやん】ピンのウェッジに早くも二代目となるモデルが登場しました。ヘッド形状は、従来どおりにクセがなくて構えやすいティアドロップ型です。リーディングエッジは、ほんの少し前方に出た形状です。この『グライド 2.0 ウェッジ』には、すでに『i ブレード アイアン』や『i200 アイアン』にも採用されている「パールクローム仕上げ」になっています。 【ツルさん】見た目もいいですが、「パールクローム仕上げ」は疎水性が高いので、ウェットな状況下でも安定したスピン量を得ることができます。ウェッジでは特に恩恵がありますね。 【ミーやん】まずフルショットしてみましたが、打感がとても心地いいです。ヘッド内部に振...
2017/03/30新製品レポート

「フィーリングが良くてミスにも強い」ミズノ MP TYPE-2 ドライバー

【ミーやん】前回試打した『MP TYPE1』に続いて、今回は『MP TYPE2』を試打します。こちらはヘッド体積が460ccです。ほんの少しシャローバック形状になっていて、ヘッドの投影面積が大きくて安心感があります。 【ツルさん】新たに採用されているテクノロジーは、435ccの『MP TYPE1』と同じですね。標準シャフトに専用設計されたツアーADが装着されているところも同じです。前回と同じように、まずはロフト角を10.5度にセットして試打してみましょう。 【ミーやん】ヘッド体積が大きくなっても、さすがMPシリーズと言うべきか、やはりクセがなくて構えやすいヘッド形状です。打ってみると、『MP ...
2017/03/09新製品レポート

「HS40m/s以下でも飛ばせる」ヨネックス ロイヤル EZONE ドライバー

【ミーやん】ヨネックスのロイヤルEZONE(イーゾーン)は、シニアやグランドシニア世代向けのシリーズです。その新作ドライバーは、47インチで総重量が287グラム(SRシャフト)という超・軽量長尺モデルとして登場しました。 【ツルさん】ヘッドは、ヨネックスが得意とするカーボン・コンポジット構造です。クラウンだけでなく、トウ側に回り込むようにカーボン素材が広い面積で使われています。手にしてみて驚いたのは、クラブの総重量よりもズッシリ感があることです。これはヘッドとグリップエンドを重くした独自の「デュアルタングステンパワーシステム」という設計によるものですね。 【ミーやん】ヘッドは着脱式で調整機能が...
2017/04/06新製品レポート

「高さと安定性を備えた中空アイアン」タイトリスト 718 T-MB アイアン

【ミーやん】今回試打するのは、二代目となるタイトリストの中空構造アイアンモデルです。ヘッド内部のトウ側とヒール側にタングステンウエイトが備えられているのは従来モデルと同じですが、さらに新モデルではボール初速を向上するためにL字型のフェースが採用されています。 【ツルさん】中空ゆえにヘッドを手に取ると厚みがあります。しかし実際に構えてみるとそうは感じません。トップブレードの厚さが抑えられているので、とてもシャープな雰囲気です。フェースのヒール側が少し高く、スクエアにセットアップしやすいのもいいですね。ヘッドのデザインだけでなく、構えやすさもマッスルバックの『716 MB アイアン』のようです。 ...
2017/03/27新製品レポート

「高次元の打感と安定性」ミズノ MP TYPE-1 ドライバー

【ミーやん】MPシリーズのドライバーは、なんとロフト調整機能付きのワンヘッド設計のクラブとして登場しました。今回試打する『MP TYPE-1』は、ヘッド体積が435ccのものです。ひとつのヘッドで7.5度から11.5度まで1度刻みでロフト角を調整できます。 【ツルさん】フェースのたわみを増やす溝構造「ウェーブテクノロジーソール」や、航空宇宙素材「ストロングフォージド・エリートチタン」を採用した新設計のフェースを使うなどして、従来モデルよりも高初速エリアを広げているのが特徴だそうです。どんな性能なのか、さっそく打って確かめてみましょう。 【ミーやん】MPシリーズだけあって、とても美しいヘッド形状...
2017/03/13新製品レポート

「柔らかい打感でもよく転がる」ピン シグマ G パター キンロック

【ミーやん】「シグマ G」は、ピンの新しいパターシリーズです。2016年度LPGAツアーの年間平均パット数で第1位となった鈴木愛プロが広告塔になっていて、ゴルファーの興味をそそる新シリーズとなっています。 【ツルさん】昨年発売されたヴォルトシリーズは、削り出しのヘッドで高価格帯のパターでした。それに対して、こちらはテクノロジーをいかした複合構造のヘッドでお値段も手頃です。こちらが普及シリーズともいえるでしょうね。特徴としては、0.76mmという極薄の6061アルミニウムインサートの裏側に、「ペパックス」というエストラマー樹脂を採用しています。これによって打感に柔らかさを出しつつ、初速が落ちない...
2014/05/15新製品レポート

「やさしい単品ウェッジならコレ!」フォーティーン DJ-11 ウェッジ

【ミーやん】フォーティーンの新しいウェッジは、なんといってもワイドソールが特徴です。球をつかまえやすそうなグースネックで、リーディングエッジもまっすぐ。小細工せずにやさしく打ちやすそうなモデルですね。 【ツルさん】シンプルにアプローチショットを打ちたいゴルファーや、初めての単品ウェッジを購入するゴルファー向けに開発されたモデルらしいよ。以前に同メーカーで「J.SPEC」というやさしいウェッジがあったけれど、さらにブラッシュアップされた感じ。そういえば、ミーやんは「J.SPEC」を使っていなかったっけ? 【ミーやん】今でも使っていますよ「MT-28 J.SPEC IVウェッジ」。ボクはフェースを...
2014/05/12新製品レポート

「弾くフェースで飛ばせる」キャロウェイ APEX アイアン

【ミーやん】こちらの「APEX アイアン」は、『HOT LIST』でゴールド賞を獲得したモデル。セミラージのヘッドには、適度にグースが付いています。想定ユーザーとしては中級者のゴルファーでしょうね。構えてみると、それほどヘッドの大きさを感じさせません。 【ツルさん】ボディはS20Cの軟鉄鍛造。フェースにはX HOTのフェアウェイウッドと同じ高強度のカーペンタースチールを採用していて、さらに5番以上の番手にはソールにタンスグテンを装着。まさに至れり尽くせりの現代的なモデルですねー。 【ミーやん】へッドの構造としては「レガシーブラック アイアン」と似ていますね。打ってみるとどうなのか。ツルさんから...
2014/05/08新製品レポート

「コントローラブルな可変ロフトUT」ナイキ VR_S コバート 2.0 ユーティリティ

【ミーやん】こちらのユーティリティの特徴は、ロフト可変機能が搭載されているところ。3番だと17~21度まで、4番だと21~25度まで、5段階にロフト調整して使えます。 【ツルさん】試打クラブは4番だから、中間の23度に設定して打ってみましょうかね。 【ミーやん】構えてみると、ヘッド形状が独特ですよね。ネックに調整機能が付いているから、ネック側が太く見えるし、フェースも少し前に出ているように見えます。ちょっとモッサリ感がありますね。 【ツルさん】ドライバーと同じ調整機能が付いているから、ヘッドの小さいユーティリティだと太さが気になる人もいるだろうね。でも、フェースはキレイにスクエアに見えるから、...
2014/05/29新製品レポート

「まさに隠れた名作UT」テーラーメイド グローレ レスキュー(2014)

【ミーやん】新しいグローレのシリーズのなかで、ただひとつ「HOT LIST」のメダリストに選ばれていたのがこちらのクラブです。 【ツルさん】端的に言うと、とても打ちやすいクラブ。正直、見た目はパッとしないけれど、性能はバツグンですよね。 【ミーやん】うほっ、コレいい!今日は強烈なアゲインストの風が増えていますが、まったく吹け上がることなく、高弾道でドーンと飛んでいってくれます。それに打感も気持ちイイ! 【ツルさん】高く上がってくれるのに、低スピンで球が強いんだよね。それにオートマチックに球がつかまってくれる。ミーやんが言うように、打感も心地いい。フェースには高強度の475SSという薄そうな素材...
2014/05/26新製品レポート

「広いスイートエリアの直線番長」コブラ BiO CELL フェアウェイウッド

【ミーやん】今回試打するのは、「BiO CELL」のフェアウェイウッド。ヘッド体積が大きくて、構えてみると“まっすぐ感”があります。 【ツルさん】フェースが直線的に見えて、トップラインもまっすぐだよね。それでいて、ほんの少しグースが付いているように見える。大型ヘッドだけど、球をつかまえやすそうな顔をしているよね。 【ミーやん】こちらのフェアウェイウッドは、ドライバーと同じようにロフト可変機能がネックに搭載されています。ロフト角は13~16度まで調整可能で、番手の表記も「3-4」というふうになっていますね。今回は中間ロフト角の14.5度で試打してみましょうか。 【ツルさん】調整機能が搭載されてい...