2012/12/25マーク金井の試打インプレッション

ダンロップ ゼクシオ フォージド ドライバー(2013年モデル)

安定的な人気を誇るダンロップのゼクシオ。従来はアベレージゴルファー向けというイメージだったが、今回のフォージドは上級者やアスリートゴルファーにも対応なのだろうか。いつものようにマーク金井が徹底的に分析を行う。 ・スピンを減らして飛距離を稼ぎたい人 ・スライスを軽減させたいゴルファー ・打感の良さにこだわるゴルファー 大ヒットブランド「ゼクシオ」の兄弟モデルとなるゼクシオフォージド。ヘッド体積は前作よりも10CC小さくなって450CC。前作と比較すると、ヘッドは奥行きを少し浅くすることで、顔つきがシャープになっている。ヘッド形状は砲弾型と洋なし型の中間ぐらいだ。ゼクシオらしさを感じるのがフェース...
2012/12/24新製品レポート

「ゼクシオじゃ物足りない人に」ダンロップ ゼクシオ フォージド ドライバー

【ミーやん】「ゼクシオ フォージド」は、ゼクシオのお兄さん的存在のモデル。“叩けるゼクシオ”の新モデルですね。 【タッキー】スリクソンだとツライけど、かといってゼクシオでは物足りない。そんな中間層に向けたシリーズだよね。前モデルよりもヘッドが小ぶりになってシャープ感が増したんじゃない? 【ミーやん】前モデルは460ccでしたが、新モデルは450ccになりました。シェイプアップして、アスリート好みの小ぶりフォルムになりましたね。さらにヘッド重量は4グラム増加、シャフトは0.25インチ短くなっています。 【タッキー】振り切りやすくして、なおかつ重めのヘッドでボール初速を上げようという考えですな。 ...
2012/12/21新製品レポート

「長く付き合える軟鉄鍛造」グローブライド オノフ フォージド アイアン(2013年モデル)

【ミーやん】前モデルもそうでしたが、オノフのフォージドはキレイですよねー。バックフェースにはシンボルマークの□があしらわれていますが、とってもシンプルで可憐です。 【タッキー】仕上げが美しくて、日本のメーカーらしいスマートさを感じるね。よく見るとタングステンが入っていて、凝った作りになっているよ。 【ミーやん】ヘッドは小さく見えますが、ミズノのMPフォージドなどと比べると大きめ。グースも程よく付けられていて、難しそうには見えないギリギリのシャープ感です。 【タッキー】前モデルとは、少し顔つきが変わったんじゃない?スコアラインがヒール側に寄っていてトウ側が高く見える。引っ掛けづらそうなイメージで...
2012/12/19新製品レポート

「セミオーダーメイドな仕上がり」ミズノ BODY FIT GOLF~フィッティング編~

キャサリーン、ミズノのBODY FIT GOLFって知ってた?安定して気持ちよくスイングすることができる重さを、フィッティングシステムで手軽に、短時間で合わせることができちゃう新しいシリーズなんだって! もっちろん!初級者から中級者におすすめで、バランス調整でぴったりの1本に仕上がるっていうから早速体験してきたよー。今週はフィッティング、次回は試打編をレポートしちゃいます。 まずは、測定用クラブでヘッドスピードを計測してみよう!(写真1)ちなみにキャサリンはどれくらいだと思う? えー、最近測ってってないけど、30m/sくらいかな・・・。(スイング) おっ、キャサリンのヘッドスピード35m/sだ...
2012/12/19金谷多一郎のクラブ一刀両断

ピン ツアーウェッジ(2012年モデル)

構えてみると溝が光っています。凄くスピンがかかりそうなイメージですね。打ってみると、手応えといい、結果といい、強烈にスピンがかかります。 鶴舞カントリークラブ...
2012/11/23新製品レポート

「すべての性能が向上!」タイトリスト 913 D2 ドライバー

【ミーやん】タイトリスト史上でもっとも売れたと言われている、前作の「910」シリーズ。その新モデルとなる「913」シリーズは、果たして前作を凌ぐ性能になっているのか?ってことで、今回は「913 D2ドライバー」、次回は「913 D3ドライバー」のレポートをお届けします。 【タッキー】この新しい「913」を打つのが楽しみだったんだよねー。前作から採用されている独自のネック調整機能はそのままに、新モデルではソールのウエイトプレートを変えられるようになって、フェースもフォージドになった。いろいろ進化しているみたいだよ。 【ミーやん】「913 D2」はヘッド体積460ccですが、見た目がデカイですねー...
2012/11/19新製品レポート

「意外とアベレージでも使いやすい」三菱レイヨン ディアマナB

【ミーやん】こちらは、ディアマナシリーズ「カイリ」の後継となる新モデル。そもそも「カイリ」というモデルが、通称・青マナ「ディアマナS」の後継でしたから、ブルー系統の3代目ということになります。「ディアマナB」という商品名は、ブルーのBの頭文字なのかしらん? 【タッキー】先々代の青マナは、ツアープロにも人気のモデルだったよね。今でもプロにはファンが多いシャフトなんだけど、素直な挙動が最大の長所で2代目「カイリ」にもそれが受け継がれていた。三代目になって、どう進化したのか気になるところだね。 【ミーやん】今回試打するのは60グラム台のフレックスS。意外や意外、わりとすんなり打てちゃいました。ヘッド...
2012/11/16新製品レポート

「クセのない新世代カーボン」藤倉シャフト MCIシャフト

【ミーやん】「MCI」とは、メタルコンポジットアイアンの略。カーボンの先端部分だけにステンレスが入っているのが特徴です。ずいぶん前にゴルフフェアでシャフトの断面図を見たんですが、内側に芯棒のように金属が入っているんですよね。 【タッキー】これまでのアイアン用カーボンシャフトは、バランスが出づらかったんだよね。けれど、このシャフトは先端にメタルを入れることで重心が最適化されているらしいよ。 【ミーやん】重量帯は、60グラム台から120グラム台までの4種類。最初に80グラム台のSを打ってみたんですが、僕のヘッドスピード(43m/s)には80でちょうどいい感じ。カーボン特有のしなりを感じられるし、打...
2013/01/16マーク金井の試打インプレッション

ヤマハ インプレスX V203 TOURMODEL ドライバー

2013年国内男子ツアー賞金王の藤田寛之のリクエストを取り入れたドライバー、それがヤマハのインプレスX V203ドライバーだ。ディープヘッドが430CCというヘッド体積を感じさせないコンパクトタイプ。一見、上級者向けに見えるドライバーだが、どのようなゴルファーに適しているのかをマーク金井が検証する。 ・小ぶりなヘッドが好きなゴルファー ・スピンを減らして飛距離を伸ばしたい人 ・球筋を左右に打ち分けたい中上級者 前作のツアーモデルは体積415CCだったが、今回試打するV203ツアーモデルは430CC。15CCほどサイズアップしているが、ヘッドは塊感があって投影面積は相変わらず小さい。今どきの46...
2013/01/14新製品レポート

「強弾道仕様にチェンジ!」グローブライド オノフ ドライバー タイプD(2013年モデル)

【ミーやん】アスリート向けのタイプSに対して、こちらのタイプDは球のつかまりがいいアベレージ向けのモデル。構えてみると分かりますが、前モデルよりも少しヘッドが小ぶりになりました。 【タッキー】やさしく打てそうな雰囲気を維持しながらも、少しシャープ感が増したね。フェースアングルは、少しフック気味で球をつかまえやすそうな顔をしている。 【ミーやん】おっと、思いのほか球が強いです。ロフト9度のモデルを僕が打つと、タイガー・ウッズばりのナチュラル・スティンガーショットですよ。 【タッキー】うまいこと言って、ただの超低弾道じゃないか。ロフト9度のモデルは、メーカーでも受注生産品みたいだよ。このタイプDの...
2013/01/11新製品レポート

「球が上がりやすい谷口モデル」ヤマハ インプレスX Vフォージド アイアン

【ミーやん】ヤマハの新モデルは、アイアンの形状もけっこう変わりました。軟鉄鍛造の2モデルがラインナップされていて、こちらの「Vフォージド」は“谷口キャビティ”と銘打っています。けれど、バックフェースはマッスルみたいな形状なんですよね。 【タッキー】どちらかというとハーフキャビティという感じ。すっきりシャープな印象になったね。でも、フォージドにしては相変わらずソール幅が広めだし、構えてみるとヘッドが小さすぎない。これまでの“プロ好みのやさしい軟鉄鍛造”というコンセプトは変わってなさそうだよ。 【ミーやん】打ってみると、見た目よりも全然やさしい!球がよく上がってくれるし、多少のミスは許容してくれる...
2013/01/09金谷多一郎のクラブ一刀両断

ブリヂストン PHYZ ドライバー(2012年モデル)

構えてみると、バックフェースのヒール側が張り出していて座りがいいです。重心深度が深いので、安定した弾道が得られそうです。シャフト全体のしなりをいかせるので、飛距離が稼げそうですね。 鶴舞カントリークラブ(千葉県)...
2013/01/07新製品レポート

「強弾道のチューニングモデル」ヤマハ インプレスX RMX ドライバー

【ミーやん】正直、これまでのヤマハのクラブは正統派すぎて、モデルチェンジしてもあまり代わり映えしませんでしたが、今回の新作は衝撃的!ヤマハとしては初となるヘッド脱着式のドライバーになりました。調整機能としては、ソールに設けられた2箇所のウエイト交換、それとシャフトを回転させることによってライ角の調整ができるようになっています。 【タッキー】他社からはすでにフェースアングルやロフトを調整できるモデルが登場しているから、調整機能付きモデルの後発としては少し物足りないように感じるね。けれど、ヘッドとシャフトを別々に購入できるようにしたのは英断だと思う。シャフトにこだわるゴルファーには、これはありがた...
2012/12/28新製品レポート

「見た目もいいし異様に飛ぶ!」ダンロップ ゼクシオ フォージド アイアン

【ミーやん】今回はいきなりインプレから入っちゃいますけど、マジで飛びますよ!このアイアン。 【タッキー】球の高さと飛び具合を見て、思わず笑ってしまった。想像以上にパカーンとボールが上がって飛んでいくね。 【ミーやん】「ゼクシオ セブン」のアイアンと比べると、「ゼクシオ フォージド」のほうが断然構えやすいですね。ヘッド形状は程よくシャープにまとまっていますが、セミラージで構えたときには安心感もあります。そんでもって簡単に飛ばせちゃう! 【タッキー】打感は弾き感がありつつマイルド。手に伝わる感触までよく作り込まれているね。それに芯を喰うと、異様というぐらいにボールが飛ぶ(笑)。 【ミーやん】ヘッド...
2011/11/08マーク金井の試打インプレッション

ヨネックス EZONE タイプ 450E ドライバー

石川遼が使用するクラブとして注目を集める「ヨネックス EZONE」シリーズ。今回ヘッドスピードがあまり速くないゴルファーのために開発された「タイプ 450E」の性能を調べるべく、クラブライターのマーク金井が徹底調査を行った。 ・ヘッドスピードが40m/s未満の人 ・スライスを軽減したいゴルファー ・高弾道でキャリーを稼ぎたい人 石川遼プロでおなじみのヨネックス。ドライバーのメインモデルとなるEZONEには、ヘッドが3種類用意されているが、今回試打するのはタイプ450E。ヘッド体積は450CC。クラウン部分はヨネックスのお家芸とも言えるカーボン素材。ちなみにタイプ450Eはドライバーのヘッドスピ...
2011/11/07新製品レポート

「まさにドライバーのマッスルバック」ミズノ MP THE CRAFT 611 ドライバー

【ミーやん】ヘッド体積410cc、ディープフェースでハイバック。今どきのドライバーには珍しく、ヘッドにネジがひとつも付いていません。カチャカチャと顔をイジったりしない、ボーン・トゥ・美形ですよ。 【タッキー】これぞミズノって感じの硬派なモデルだね。扁平感のないクラウンは構えやすく、フェース面を見ても驚くほどオーソドックス。もちろん、フェースアングルもスクエア。本当に絵に描いたような美しいドライバー。ミズノだけに打感も良さそうだし、試打する前から楽しくなるね。 【ミーやん】美形ですけど、見るからに難しそうとも言えますね。でも、ロフト10度なら僕が打っても球が上がるかも・・・。「バシッ!」 【タッ...
2011/11/04新製品レポート

「構えやすいセミラージヘッド」テーラーメイド R11 アイアン

【ミーやん】白いヘッドで大好評のR11シリーズにアイアンが登場しました。けれど、アイアンのヘッドは白くないんですよね・・・がっかり。 【タッキー】塗装強度の問題があるから、さすがに白いアイアンは厳しいよね・・・(笑)。ヘッドは大ぶりだけど、ほぼストレートネック。上級者向けのアイアンをそのまま大きくしたようなヘッド形状は、他にあまりないタイプだよね。構えやすいよ。 【ミーやん】バックフェースのポケキャビ部分は、デザインがデコラティブ。いかにもやさしそうで革新的な雰囲気です。でも、打ってみると「意外と普通」って感じでした。 【タッキー】期待しすぎじゃないの?ボールはわりと上がりやすいし、芯を外して...
2011/11/01マーク金井の試打インプレッション

藤倉ゴム工業 ランバックス プラチナ

プロからアマチュアまで、幅広い層で人気のある藤倉シャフト。今回、高級素材のベクトランを使用した「ランバックス プラチナ」を調査すべく、人間試打マシーンが3つのスペックを打ち比べる。 ・フィーリングの良さにこだわる人 ・球筋を打ち分けたい中上級者 ・シャフトで飛距離アップを狙いたい人 ランバックスシリーズの最新モデルとなるランバックス プラチナ。カラーリングはダークシルバーと鮮やかなホワイトのツートン。☆がちりばめられたデザインはシンプルながらも立体感があって所有欲がくすぐられる。また、ホワイト部分が視覚効果になって実際の長さよりも短く感じる。46インチ以上の長尺にも対応しようとする意図が窺える...