2017/02/16新製品レポート

「スピン過多の人が使えば飛ばせる!」キャロウェイ GBB エピック スター ドライバー

【ミーやん】石川遼プロが使用して話題になっているキャロウェイの『GBB エピック スター ドライバー』。ヘッド内部のフェース寄りに2本のチタン製の柱を設けた「ジェイルブレイク テクノロジー」を新たに採用しているのがいちばんの特徴ですね。 【ツルさん】ヘッドは、カーボンとチタンの複合ヘッド。クラウンとソールに使われているカーボン素材も新しくなって、さらなる余剰重量を生み出しているとか。クラウンには空力デザインも採用されています。今日はかなり寒くてヘッドスピードとボール初速が出づらいですが、とにかく打ってみましょう! 【ミーやん】試打クラブのロフト角が9.5度ということもあり、ボクが打つと低弾道の...
2017/03/06新製品レポート

「アスリートゴルファーが納得するやさしさ」ピン i200 アイアン

【ミーやん】ピンからはiシリーズの最新作となる『i200 アイアン』が登場しました。同社の『グライド ウェッジ』からの流れをくんでいて、バックフェースの造形やカラーはとてもシンプルです。上級者向けの『iブレード』に似ています。 【ツルさん】変にゴテゴテしていなくて、好感が持てるデザインですよね。構えてみると、ヘッド形状にはシャープ感があって、ヘッドサイズがちょうどいいです。『iブレード』だと5番アイアンを構えたときにヘッドが小さく感じて不安になりましたが、この『i200 アイアン』なら安心感を持って構えられます。 【ミーやん】打ってみると、「グシッ」とボールを押し潰したフィーリングです。ヘッド...
2017/03/02新製品レポート

「全番手を同じ感覚でスイングできる」コブラ キングフォージドツアーアイアン ワンレングス

【ミーやん】アイアンの全番手が同じ長さの「ワンレングス」(ONE LENGTH)のアイアンは、PGAツアーのブライソン・デシャンボーが使用していることで注目を集めています。デシャンボーといえば、自称“ゴルフ・サイエンティスト”の理系プロゴルファーです。ちなみにボクも理学部出身なので、なんだか親近感が湧いちゃっています。そんな彼が使っている道具だから、このアイアンには期待しています。 【ツルさん】通常のアイアンセットはシャフトの長さが違うので、番手ごとのヘッド重量とライ角がフローするように作られています。でも、このアイアンセットの番手で異なるのはヘッドのロフト角だけです。つまり、ワンレングス用に...
2017/02/06新製品レポート

「押すインパクトを実現するシャフトの新種」三菱レイヨン FUBUKI V

【ミーやん】FUBUKI(フブキ)の新シリーズの名称は「V」になりました。速度や速力を意味する「velocity」の頭文字から取ったもので、飛距離に特化したシャフトだそうです。カラーリングは、これまでのフブキと同様にホワイト基調ですが、手元部分がマット仕上げ、先端部分がグロス仕上げの凝った塗装になっています。 【ツルさん】ベロシティって、音の響きがいい英単語ですよね。映画好きの僕は『ターミナル・ベロシティ』という、チャーリー・シーン主演のアクション映画を思い出します(笑)。それはいいとして、僕は腰痛がマックスな状態なので、今日は軽めのスイングで試打しますね。インプレッションはできますが、弾道計...
2017/02/13新製品レポート

「パターのシャフトで打感と転がりが変わる」三菱レイヨン ディアマナ パター シャフト

【ミーやん】三菱レイヨンからパター用のカーボンシャフトが2種類発表されました。試打用のシャフトはまだプロトタイプなので、コスメの「Diamana」の文字カラーなどは変更されるとのことです。パターシャフトをカーボンに替えることで、何か大きく変わるんですかね? 【ツルさん】今回は、同じヘッドで、従来のスチールシャフト装着モデルを用意してもらったので、カーボンシャフト装着モデルとの打ち比べができますよ。 【ミーやん】手元側はカーボン素材の模様が見えますが、先端側は構えたときに気にならないようブラックに塗装されています。んー、なかなかカッコいいです。ラウンド前の練習グリーンで注目を集めそうですね(笑)...
2017/02/09新製品レポート

「フトコロ感があって操作もしやすい」本間ゴルフ ツアーワールド TW-W ウェッジ

【ミーやん】こちらは、ツアーワールドでは三代目となる新ウェッジ。谷原秀人プロの要望を聞き入れて、ヘッド形状の細部にまでこだわって作られているそうです。実はボク、このウェッジの前モデルを使っています。 【ツルさん】それならば、新モデルと前モデルとの違いについてはミーやんのインプレッションに期待しましょう。よろしくお願いしますよ! 【ミーやん】まず、構えたときの印象からいきます。ツアーワールドのウェッジは、フェース面のブラスト仕上げがトウ側いっぱいにまで広がっているのが特徴です。これによってフェースを開いて構えたときに、フェース面を斜め方向に広く使うことができます。太陽光を反射しないのもイイですね...
2017/02/02新製品レポート

「グリーンに止まる高弾道が打てる」ミズノ JPX900 ユーティリティ

【ミーやん】今回試打するのは、JPX900シリーズのユーティリティです。マットブルーに塗装されたヘッドは、ボディがソフトステンレス、フェースは高強度のマレージング鋼が使われています。前モデルJPX850と同様に、ソールにはミズノ独自の波型形状デザインが採用されていますね。 【ツルさん】この新モデルはアイアンからのつながりを考えて、ロフト角とライ角を設定し、構えやすさを向上しました。ヘッドの重心位置は前作よりも1mmほど浅・低重心になっているそうです。クラブの性能は打ってみないと分かりませんから、さっそく試打してみましょう。 【ミーやん】ほぅー、ロフト角19度にしては球が上がりやすいです。このぐ...
2017/01/30新製品レポート

「直進性に優れた飛ばせるポケキャビ」ミズノ JPX900 スピードメタル アイアン

【ミーやん】以前に『JPX900 フォージドアイアン』を試打して好感触だったのですが、「スピードメタル」と名付けられたこちらのモデルは、ミズノのいわゆる飛び系アイアンです。従来モデル『JPX850 アイアン』よりも高反発エリアを約50%拡大して、ミスヒットにも強くなっているそうですよ。 【ツルさん】ヘッド素材はステンレスで、ワンピースのカップフェース構造になっています。飛び系アイアンというと、フェースだけ反発のいい別素材を採用して溶接しているモデルが多いですが、このモデルはワンピースのポケットキャビティなのが特徴ですね。フェースの反発の良さと打感の良さは、たいてい反比例するものです。打感にこだ...
2017/01/26新製品レポート

「ハイクラスなシニア向けアイアン」ダンロップ ゼクシオ プライム アイアン

【ミーやん】今回試打するのは、シニア向けブランド「ゼクシオ プライム」の新作アイアンです。同シリーズのドライバーは46インチで252グラム(Rシャフト)という超・軽量設計のクラブでしたが、アイアンも“超”がつくほどの軽量ですね。 【ツルさん】専用設計された47グラムのカーボンシャフトが装着されていて、クラブ総重量は7番アイアンで349グラム(Rシャフト)です。ゼクシオ プライムは、ゼクシオ ナインのシリーズよりも約20グラム軽い設定になっています。重さだけを見ても、パワーが落ちてきたシニアに向けて開発されているのがよく分かります。今日はクラブのターゲットゴルファーに合わせて、ヘッドスピードを落...
2017/01/23新製品レポート

「驚くほど曲がらない」ミズノ JPX900 フェアウェイウッド

【ミーやん】JPX900シリーズのフェアウェイウッドは、ドライバーと同じように光沢のないマット・ブルーのカラーリングです。機能的にはソールに15グラムの移動式ウエイトを搭載していて、ヘッドの前後方向にスライドさせて弾道の高低を調整できる仕組みになっています。従来モデルと同様に、ソールのフェース側にはヘッドのたわみを発生させる溝も採用されていますね。 【ツルさん】以前に試打した『JPX900 ドライバー』は、球が上がりやすく、ミスヒット時の寛容性が高く、柔らかめのシャフトで球をつかまえやすいモデルでした。フェアウェイウッドも同じような性能に仕上がられているのかな?まずは、ミーやんから試打をどうぞ...
2017/01/16新製品レポート

「グースネック好きな上級者へ」フォーティーン RM-22 J.SPEC ウェッジ

【ミーやん】あいかわらずフォーティーンのウェッジは人気なわけですが、既存の『RM-22』の派生モデルとして新登場したのが、こちらのグースネック・バージョンのモデル。「グースネック仕様のツアーモデル」というキャッチフレーズになっています。 【ツルさん】僕は普段からグースネックのウェッジ『DJ-22』を使っているので、このモデルはまったく違和感なく構えられます。むしろ、このほうが構えやすいし、普段からグース形状に慣れすぎているせいか、それほどグースネックにも感じません。ドローヒッターがストレートボールを打つとフェードしているように見えると言いますけれど、それと同じですね(笑)。 【ミーやん】写真だ...
2017/01/12新製品レポート

「厚く当てられるプレミアムなシャフト」三菱レイヨン ディアマナ X

【ミーやん】『ディアマナ X』は、2012年に5000本限定で発売されたプレミアムシャフト。そのリニューアルモデルが、2017年1月13日から発売となります。基本的には、工房でパーツ販売品として流通するモデルですね。今回は、三菱レイヨンの試打会場にお邪魔して打ちますよー。 【ツルさん】すみません、あいにく僕は腰を痛めてしまって、フルスイングができない状態なんです。なんとか試打はできるのですが、いつもよりスイングスピードが出せないため、計測の数値は参考程度にお願いします・・・。 【ミーやん】ツルさんが腰痛なんで、今回はボクが張り切っていきますよー!ブラックとブルーが基調のコスメは、2012年モデ...
2017/01/19新製品レポート

「長尺の難点だった右へのミスを軽減」ダンロップ ゼクシオ プライム ドライバー

【ミーやん】ダントツの売り上げを記録しているゼクシオ。そのシニアゴルファー向けブランドとして展開されているのが「ゼクシオ プライム」です。新作ドライバーは46インチで252グラム(Rシャフト)という、超が付くほどの長尺軽量設計になっています。 【ツルさん】装着されているシャフトの重量は、なんと30グラム台。どんな振り心地なのか、どんなヘッド性能なのかを確かめてみましょう。 【ミーやん】従来モデルはフェースまで金ピカでしたが、新作はフェース面がシルバーになりました。こちらのほうが構えやすいし、デザイン的にも紳士的で上品な雰囲気になりましたね。では、打ってみます! 【ツルさん】ミーやん、なかなかの...
2017/01/09新製品レポート

「ザックリ知らずでスピンもかかる」フォーティーン H-030 ウェッジ

【ミーやん】今回も面白いクラブを持ってきましたよ。フォーティーンの『H-030』は、中空構造のウェッジ。ウッドのような構造になっていて、トップブレードが厚いのが特徴です。これまでに見たことがなかったデザインのウェッジですね。 【ツルさん】このクラブは、以前からゴルフ雑誌で見ていて気になっていたんです(笑)。前回はバナナみたいなアイアン型ユーティリティでしたが、今回は円球のようなウッド型のウェッジ。フォーティーンの新作は、なかなかアグレッシブですねー。 【ミーやん】初めて手にするタイプのクラブなので構えづらいですが、とりあえず30ヤードを打ってみます。 【ツルさん】わっ!ミーやん、なんかすごいス...
2017/01/05新製品レポート

「アイアン形状が好きな人に最適!」フォーティーン HI-877 ユーティリティ

【ミーやん】今回は、イエローのヘッドで話題になっている「フォーティーン HI-877 ユーティリティ」。通称は“バナナ”です。構えてみるとグースネックのアイアン形状なのですが、ソール幅が広めで中空構造になっています。 【ツルさん】男子ツアーではプロトタイプが夏頃から投入されていて、ヘッドのカラーリングから話題になっていましたよね。聞いたところによると、すでにGDO SHOPでは売れ行き好調だとか。僕も興味津々だったクラブです。では、ミーやんから試打をどうぞ! 【ミーやん】打ってみると、アイアン型のユーティリティにしては球が上がりますね。グースネックのおかげで、球を包みこんで打てそうなイメージが...
2016/12/05新製品レポート

「完成度が極まった複合フォージド」ダンロップ ゼクシオ フォージド アイアン

【ミーやん】『ゼクシオ フォージド アイアン』は、スタンダードモデルのゼクシオじゃ物足りない、というゴルファー向けに開発されているモデルです。軟鉄鍛造ボディのポケットキャビティ構造で、フェースには弾きのいいHT1770鋼という素材が使われています。 【ツルさん】大きめのヘッドサイズですが、オフセットは少なめで、アイアンらしいシャープ感が備わっているモデルです。ヘッドの見た目は、2年前に発売された従来モデルとそれほど変わっていませんが、打ってみると進化が感じられるのかな?では、さっそくミーやんから試打をどうぞ! 【ミーやん】球が気持ちよく上がってくれるし、構えたときの印象よりも、芯を外した当たり...
2016/12/19新製品レポート

「アスリートのためのウッド型UT」本間ゴルフ TW737 ユーティリティ

【ミーやん】前回、ツアーワールドにはヘッド体積の異なる2種類のフェアウェイウッドがあると紹介しましたが、ユーティリティにも2つのモデルがあるんです。モデル名に小文字の「c」が付くのは、コントロール性能を重視した小ぶりヘッド。今回試打するのは安心感を追求したヘッドが大きいほうのモデルです。 【ツルさん】確かに、アスリート向けのユーティリティとしてはヘッドが大きめ。前回試打したフェアウェイウッドと、同じ流れで作られたクラブであることがよく分かりますね。フェアウェイウッドと同じく、大きめのヘッドながらヘッド形状がとてもキレイで構えやすい。投影面積が大きくて、ショートウッドに近い感覚のクラブです。 【...
2016/12/15新製品レポート

「アスリートのための大型FW」本間ゴルフ TW737 フェアウェイウッド

【ミーやん】本間ゴルフには2種類のフェアウェイウッドが用意されています。こちらはヘッド体積182ccという大型ヘッドのモデル。メーカー資料によると、直進性と安定感のある弾道を実現するモデルとのことです。確かに、アスリートブランドのフェアウェイウッドとしては異例なぐらいにヘッドが大きいです。 【ツルさん】コントロール性能を重視した小ぶりヘッド『TW737 FWc』も用意されていて、2モデルでしっかりと差別化が計られています。このフェアウェイウッドは、大型ヘッドながらヘッド形状がとてもキレイ。構えた瞬間から、本間ゴルフらしさが感じられるモデルですね。 【ミーやん】打ってみると、弾きある打感が心地い...
2016/12/01新製品レポート

「安定性を高める新コンセプト」オデッセイ STROKE LAB パター #7

【ミーやん】オデッセイが多数のゴルファーのパッティング・ストロークを解析・研究して作り出したのが、この「STROKE LAB(ストローク・ラボ)」という新シリーズ。従来モデルから総重量は変えずにシャフトを29グラム軽量化して、そのぶんヘッドとグリップを重くすることで精度の高いパッティングを実現するというコンセプトになっています。 【ツルさん】ヘッドの慣性モーメントだけでなく、パター全体の慣性モーメントに注目したシリーズだとか。実際に安定したストロークができるか、さっそく試してみましょう。 【ミーやん】おっ!率直な感想として、とても振りやすいですよ。ショルダーストロークのボクには合っているように...
2016/11/21新製品レポート

「“奇跡の一発”が出るクラブ」フォーティーン DT-112 ドライバー

【ミーやん】ルール限界の長尺ドライバーとして、アマチュアにも大人気だった『CT-112』。その後継モデルとなるのがこちらです。長さは、もちろんルールぎりぎりの47.75インチ。ツヤ消し仕上げのヘッドは、フォーティーンらしいハイバック形状。ヘッド体積は460ccなのですが、とても小ぶりに見えますね。 【ツルさん】フォーティーンが作る長尺ドライバーは、軽量長尺のシニア向けではなく、しっかり振っていけるアスリート仕様になっているのが特徴です。新作の『DT-112』は、純正シャフトのフレックスSで総重量301グラム。やはり、軽量ではない長尺です。 【ミーやん】ヘッドの投影面積が大きくないせいもあって、...