2022/02/24GDOEYE
元賞金女王の古閑美保が考える「育成の場づくり」
女子プロゴルファーの古閑美保がツアーの第一線から退いて約10年。2008年には年間4勝をあげて賞金女王にも輝いた39歳が23日、茨城・サザンヤードCCで中高生を中心とした「ジュニア育成」に励んでいた。
古閑はジュニアを前に「経験」という言葉を何度も繰り返していた。10歳で競技を始め、男子プロゴルファー坂田信弘が主宰する坂田塾に第1期生として入門。「何も疑わず、ほかの選択肢がないのもあったけど『自分はプロゴルファーになる』『これでご飯を食べていく』『一番になるんだ』と思っていた」とクラブを握ってきた。
アマチュア時代は「世界ジュニア」や「日本ジュニア」で優勝経験を積み重ね、高校ゴルフでもタイトル...