2007/03/31GDOEYE
大山志保、夢への第一歩
「テレビで見て、早くあの舞台に立ちたいと思っていました」。大山志保が夢見ていたのは、「クラフトナビスコチャンピオンシップ」の最終ホール、18番グリーンへと続く道。大勢のギャラリーで埋め尽くされた観客席の前を通り、小さな橋を渡ってアイランドグリーンへと続くあの道だ。
陽気でポジティブなアメリカのギャラリー達は、良いプレーを見せる選手には温かい声援を送る。この日、ベストスコアとなる「67」を出して首位タイに浮上したポーラ・クリーマーが颯爽とこの道を通ったときには、スタンドのギャラリーはスタンディングオベーションと歓声でポーラを迎えた。
だが、大山も負けてはいない。プロアマで一緒に回った人たちを中心...