キングの庭に松山英樹が登場 スコットとエブリーは“3連勝”を狙う
2016/03/15 12:19
米国男子ツアー「アーノルド・パーマー招待」は17日(木)からフロリダ州のベイヒルクラブ&ロッジで行われる。“王様”パーマーの庭で開催される同州シリーズの最終戦は、優勝者に3年シードが付与されるビッグトーナメントだ。
ここ2年はマット・エブリーが連勝中。タイガー・ウッズ以来の同大会連覇を遂げた。今シーズンは2度の途中棄権と3度の予選落ちで苦戦続き。トップ20入りさえ1度もない状態だけに、抜群の相性を持つ土地で奮起したい。
「ザ・ホンダクラシック」、「WGCキャデラック選手権」で2連勝を飾ったアダム・スコット(オーストラリア)も1週間のオフを経て出場。出場大会3連勝のかかるベイヒルでは2014年大会の初日にコースレコードタイの「62」をマークしている。フェデックスカップポイントランキングでトップに立ち、追われる立場でのプレーとなる。
世界ランキングで上位30人のうち12人がエントリー。同2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)、3位のジェイソン・デイ(オーストラリア)にとっては今季初勝利を狙う大会だ。
日本勢は松山英樹が参戦。初出場の前年大会は最終日に巻き返して21位で終えた。次週の「WGCデルマッチプレー」が、4月の「マスターズ」前の自身最終戦となる予定。オーガスタでの戦いに向けても、仕上がりが注目される。
<主な出場予定選手>
マット・エブリー、ジェイソン・デイ、ルーク・ドナルド、アーニー・エルス、ザック・ジョンソン、松山英樹、ロリー・マキロイ、ジャスティン・ローズ、アダム・スコット、ブラント・スネデカー、ヘンリック・ステンソン