米国男子ツアー「ナショナルカーレンタル クラシック」が開幕した。この大会はフロリダ州にあるウォルト・ディズニーリゾート内のマグノリア とパームコースを使用して行われる。

初日首位に立ったのはS.ローリー、S.シンク、S.マッキャロンのパームコースをラウンドした3人と、マグノリアコースのL.マティエス、S.ミッシェルの2人。7アンダーで5人が並ぶ混戦状態となっている。現在賞金ランキング28位のS.シンクは、9バーディ、2ボギーとアグレッシブなゴルフを見せた。今シーズン3位が2回、トップ10入り6回と好調なシンクは9月に行われる予定だったライダーカップの米国代表にランキングぎりぎりの10位で選ばれている。大会は来年に延期になったが、それまでにはツアー3勝目を上げることができるだろうか。

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首位グループに1打差の6位には横尾要が入っている。マグノリアコースをラウンドした横尾は前半からスコアを伸ばした。2番でまず1つ目のバーディを奪うと、4番パー5から3連続バーディ。9番でボギーを叩いたが、後半も3つ伸ばした。先週のインベンシスクラシックで20位に入り、賞金ランク106位に浮上。来シーズンのシード権をほぼ確定ということで、今週は順位を気にせず攻めるゴルフを見せてもらいたい。

そしてこの大会の最大の注目タイガー・ウッズは3アンダーの31位となっている。7週間ぶりのツアー出場となるウッズは、1997、99年にこの大会に勝っている。連覇を狙って臨んだ昨年は、初日から首位に立ちながら、最終日に伸ばしきれず3位に終った。今日のウッズはバーディを6つ奪ったのだが、ところどころショットが曲がり、9番でボギー、18番でダブルボギーを叩いてしまった。今週を含めて今シーズン残り3試合となったが、現在5勝のウッズが何勝できるか注目される。