米国男子ツアー「キヤノン・グレーターハートフォードオープン」が、6月20日（木）から23日（日）まで、コネチカット州のTPCリバーハイランズで開催される。

全米オープンが終了し、一息つくのは優勝したタイガー・ウッズ。惜しくも（？）またしてもメジャーを逃したフィル・ミケルソンは休みなしで出場する。ミケルソンはこの大会のディフェンディングチャンピオンでもあるからだ。

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昨年の大会は、全米オープンの2週間後に行われ、バーディラッシュが繰り広げられた。そして、3日目に9アンダー61をマークしたミケルソンが首位に立ち、そのまま逃げ切り。シーズン2勝目を上げている。

今シーズンのミケルソンは、5ヵ月ぶりのツアー復帰戦「ボブ・ホープ クライスラー クラシック」でいきなり優勝。その後も優勝争いに加わることはあっても、最終的にはスコアを落とす展開が続いていた。しかし、先週の全米オープンでは、タイガーを捕らえることはできなかったが、スコアを落とさず単独2位で終了している。

今週の日本勢は、レギュラー組の丸山茂樹、横尾要、田中秀道の3人が久しぶりに勢ぞろい。そして、先週予選通過を果たした片山晋呉も出場する。先週難しいベスページブラックコースをラウンドした後だけに、今週のコースは簡単に感じるかも知れない。ミスを少なくすれば上位進出も難しい話ではない。特に、今シーズン好調が続く丸山には、3勝目の期待もかかる。

また、現在フロリダ州に拠点を置く中村龍明もこの大会に出場することが決まった。中村は3月に行われた「ヒューストンオープン」に続き、今回もマンデートーナメントを通過してきた。本戦よりも熾烈な戦いと言われる狭き門を乗り越えた中村には、上位進出を願うばかりだ。