王者マキロイは37位のスロースタート、A.スコット、J.ダフナーが首位タイ!
◇世界ゴルフ選手権◇WGCキャデラック選手権 初日◇TPCブルーモンスターatドラール(フロリダ州)◇7334ヤード(パー72)
先週の米国男子ツアー「ザ・ホンダクラシック」を制し、史上2番目の年少記録で世界ランク首位に立ったロリー・マキロイ(北アイルランド)の初の防衛戦となる今大会。そのマキロイは3バーディ、4ボギーの1オーバー、37位タイとスロースタートを切った。「今日は正直、精彩を欠くプレーだったが、それでも良いスコアで回れたと思っている。明日に集中し、この位置(世界ランク首位)をキープできるように努めたい」と明日以降、巻き返しを図る。
首位タイには、6アンダーでアダム・スコット(オーストラリア)とジェイソン・ダフナー。スコットは前半のインで4バーディを奪うと、折り返し直後の10番パー5でイーグル奪取。前半から中盤にかけてチャージをかけ、首位に躍り出る絶好のスタートを切った。一方ダフナーも好調なアイアンショットとパットが噛み合い、7バーディ、1ボギーと終始安定したプレー内容で首位に並び立っている。
4アンダーの3位タイには、トーマス・ビヨーン(デンマーク)と、チャール・シュワルツェル(南アフリカ)。3アンダーの5位タイにはアルバロ・キロス、ミゲル・アンヘル・ヒメネス(ともにスペイン)、キーガン・ブラッドリー、アーロン・バデリー(オーストラリア)、スティーブ・ストリッカーほか、8選手が続いている。
そのほか、世界ランクトップ奪還を狙うルーク・ドナルド(イングランド)は2アンダーの13位タイ。前週の「ホンダ-」最終日に猛チャージを見せ、2位に滑り込んだタイガー・ウッズが、復活優勝をかけてイーブンパーの25位タイからスタートを切っている。日本勢では、高山忠洋が3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しい内容となり、2オーバーの44位タイ。平塚哲二は6オーバーの71位タイと大きく出遅れた。