母の死を乗り越えて、01年以来となる勝利を目指すR.アレンビー(Doug Benc/Getty Images)

米国男子ツアー第9戦「ザ・ホンダクラシック」が、フロリダ州のPGAナショナルリゾート&スパ チャンピオンコースで開幕。ロバート・アレンビー（オーストラリア）が4アンダーで暫定単独首位に立っている。

前週の世界ゴルフ選手権「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」で一回戦敗退を喫し、図らずも今大会を休養十分で迎えたアレンビー。インの前半は2バーディ、ノーボギーと手堅いゴルフを披露。アウトの後半に入ってからも、2、4番でバーディを決め、4アンダーまでスコアを伸ばす。6番からのラスト4ホールはボギーとバーディを繰り返し、結局4アンダーのまま暫定単独首位で初日を終えている。

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アレンビーに続いているのは、前週の「マッチプレー選手権」で3位に輝いたスチュアート・シンクを筆頭に、セルヒオ・ガルシア（スペイン）、アンヘル・カブレラ（アルゼンチン）、ジェフ・オバートン、チャーリー・ウィ（韓国）、ウィル・マッケンジーの6人。いずれも18ホールをプレーし、3アンダー、暫定2位タイに並んでいる。

今季、欧州ツアーで大活躍しているロリー・マキロイ（北アイルランド）は、イーブンパーで暫定28位タイ。日本から唯一参戦している片山晋呉は、前後半いずれも立ち上がりでつまずき、最終的に3バーディ、4バーディという内容でラウンド。暫定43位タイで2日目に臨む。前回覇者のアーニー・エルス（南アフリカ）、カミロ・ビジェガス、デービス・ラブⅢは3オーバー、暫定82位タイと出遅れている。混戦を予感させる幕開けとなった今大会。最後に笑うのは誰だろうか？