米国男子ツアーの第35戦「ドイツバンクUS選手権」が9月3日（金）から9月6日（月）までの4日間、マサチューセッツ州北部にあるTPC of ボストンで開催される。アメリカの祝日であるレイバー・デー(労働者の日)に合わせ、大会は現地の金曜日に始まり月曜日のレイバー・デーに最終日を迎える。

ドイツ銀行アメリカが、大会での収益を全てタイガー・ウッズ基金に寄付することになっている。ホストプロでもあるタイガー・ウッズは、昨年2日目の途中で崩れてしまい、あわや予選落ちの危機。しかし、決勝ラウンドに入ると調子を取り戻して、7位タイでフィニッシュ。ホストプレーヤーの意地を見せた。今年のタイガーは優勝争いに加わることができるのか。

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この大会は昨年から始まった新しい大会。初代のチャンピオンは“ホワイトタイガー”の異名を持つアダム・スコット（オーストラリア）だった。2日目を終えて首位に立ったスコットは決勝ラウンドでもスコアを伸ばし続けて、2位以下に4打差、通算20アンダーで快勝した。今季2勝を挙げ、確実に成長を遂げているスコットが大会連覇を狙う。

そのほか強豪勢も多数出場予定。世界ランキングトップの座を狙うビジェイ・シンをはじめ、デビット・トムズ、ジム・フューリックなどメジャーチャンプたちが揃った。

日本勢は、丸山茂樹、田中秀道、宮瀬博文が出場予定。昨年の大会では丸山、田中ともに予選落ちを喫しているために、雪辱を晴らしたいところ。強豪勢がひしめくフィールドで日本勢が上位に食い込めることができるのか注目したい。

【主な出場予定選手】
T.ウッズ、V.シン、A.スコット、D.トムズ、J.フューリック、丸山茂樹、田中秀道、宮瀬博文