2005年 全米オープン

連覇を狙うレティーフ・グーセンが首位。初出場の深堀圭一郎がトップと3打差の10位タイに!

2005/06/18 09:00

ノースカロライナ州、パインハーストR&CCNo.2コースで開催中の今季メジャー第2戦、「全米オープン」2日目。晴天が続き、亀の甲羅の形をした高速グリーンはその難度をさらに増した。パッティングだけでなく、ショットの落としどころが少し狂っただけでグリーンからこぼれ落ちるシーンが続出。この厳しいコースコースコンディションに初日9人いたアンダーパーの選手は5人に絞られた。

2アンダーでトップに立ったのは、全米連覇を狙うレティーフ・グーセン(南アフリカ)。途中何度かトラブルに見舞われたが、顔色1つ変えず冷静に処理。3バーディ、3ボギーと初日のスコアをキープした。同じくトップの2アンダーには米国の中堅、ジェイソン・ゴアオリン・ブラウンが並んでいる。

注目のタイガー・ウッズはトータル1オーバーの10位タイと好位置をキープ。その他世界4強の中ではビジェイ・シン(フィジー)がイーブンパーの6位タイにつけているが、フィル・ミケルソンが「77」、アーニー・エルス(南アフリカ)も「76」とコースの罠にはまってしまった。予選は通過したもののミケルソンが45位タイ、エルスが56位タイと大きく順位を落とした。

日本人選手の中では、初出場の深堀圭一郎が3つスコアを伸ばし、トータル1オーバーでタイガーと並ぶ10位タイと大健闘だ。貴公子と呼ばれた深堀も36歳となり、一昨年の日本オープン覇者。日本ツアーでは最近5週連続トップ10入りと好調を維持している。脂が乗り切った男の活躍に期待がかかる。

他の日本人選手では丸山茂樹今田竜二は5オーバーの33位タイと予選通過。片山晋呉谷口徹は9オーバーの84位タイで予選落ちとなった。

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