テキサス州アービングにあるTPCフォーシーズンズとコットンウッドバレーGCで行われている、米国男子ツアー第19戦「EDSバイロンネルソン選手権」の3日目。予選ラウンドを終えて首位と3打差の5位タイにつけていた丸山茂樹。この日もスコアを伸ばし優勝圏内に踏みとどまっている。

この日の丸山は、バーディの後にボギーと終始出入りの激しいゴルフを展開。それでも17番ボギーの後、18番バーディで締めくくる意地を見せ、首位と4打差の通算8アンダー6位タイで明日最終日を迎える。また、今田竜二はインコースからのスタート。後半6、7、8番で3連続バーディを奪い、この日2つスコアを伸ばしてホールアウト。通算4アンダーの34位タイにつけた。

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一方、3日目を終えて首位の座をキープしたのは、22歳の新鋭シーン・オヘアーだった。前半はスコアを伸ばせずにいたが、後半で3つ伸ばして通算12アンダーでホールアウト。昨年のクオリファイングトーナメントで4位タイに入り、今年からPGAツアーの出場権を得ている。悲願の初優勝にあと一歩まで迫った。

また、1打差の2位に日本ファンお馴染みのトッド・ハミルトンがつけている。出だしの1、2番で連続バーディを奪い勢いに乗ると、この日スコアを5つ伸ばして首位に迫った。昨年優勝した「全英オープン」以来、PGAツアー3勝目を狙う。

そのほか注目選手は、ビジェイ・シン（フィジー）が、1つしかスコアを伸ばせず、通算6アンダーの13位タイに後退。アーニー・エルス（南アフリカ）、フィル・ミケルソンは、通算5アンダーの22位タイと、強豪勢は劣勢を強いられている。