カナダにあるセントジョーズG＆CCで開催されている、米国男子ツアー第29戦「RBCカナディアンオープン」の3日目。ディーン・ウィルソンが通算15アンダー単独首位に並んでいる。

ティム・クラーク(南アフリカ)と並び、首位で3日目を迎えたウィルソン。スタートホールでバーディを決めて順調な滑り出しを見せると、その後は2ボギーを叩きながらも、折り返しを挟んでの3連続バーディなど積極的なゴルフを披露。ラストもバーディと要所を締め通算10アンダー。気がつけば2位に4打差をつけ、優勝に大きく近付いている。

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首位タイスタートのクラークは、3バーディ2ボギーと1つしかスコアを伸ばせず、ウィルソンに大きく差をつけられて、2位タイに後退。ここに、4バーディ、ノーボギーのボブ・エステス、そして中盤以降2つのイーグルとバーディラッシュを見せたカール・ペターソン(スウェーデン)がベストスコア「60」で66位タイから2位タイに急浮上。その差は4打と大きいが、果敢に逆転優勝を狙う。

通算10アンダー、5位タイには、トレバー・イメルマン(南アフリカ)、ブロック・マッケンジーら4人。続く通算9アンダー、単独9位にジェフ・クイニー。そして1打差の10位タイにハンター・メイハン、ルーク・ドナルド(イングランド)ら10人。明日の最終日、そのまま逃げ切るのか、はたまた逆転か？最後まで目が離せない。