2025年 中日クラウンズ

未勝利の今野大喜が暫定首位 54人がホールアウトできず

2025年 中日クラウンズ 初日 今野大喜
今野大喜が通算4アンダーで予選ラウンドを終えた(C)JGTOimages

◇国内男子◇中日クラウンズ 2日目(2日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)◇雨(観衆1725人)

大会2日目は降雨によるコースコンディション不良のため午後0時52分に中断。3時59分に再開したが、6時40分に日没サスペンデッドとなった。18組54人がホールアウトできなかった。第2ラウンドは3日午前6時50分に再開予定。

暫定首位に立つのは通算4アンダーでホールアウトした下部1勝の28歳、今野大喜。首位から出て3バーディ、2ボギー「69」で回った。

QTランキング73位で、今大会が今季レギュラーツアー初戦。年明けに主催者推薦での大会出場が決まってからは、名古屋GCのメンバーに同伴してもらいプライベートラウンドを重ねてきた。「コースのくせ、特徴は頭に入っている。ほかの選手より得をしてやれているのかなって勝手に思っています」。ピンチの場面もあった中、ショートゲームで耐えるスコアメークにも確実につながっている。

叔父であるツアー7勝の今野康晴は、1999年大会のチャンピオン。自身は97年3月生まれで優勝シーンは記憶にないが、石川遼が「58」を出して優勝した2010年大会は鮮明に覚えている。3日目を終えて叔父が2打差4位の好位置。最終日は「全然関係ないところ(インスタートの裏街道)から、すごい歓声が上がったんです」と振り返る。思い出深い大会で、ツアー初優勝へ絶好のポジションで折り返すことになりそうだ。

暫定2位に通算3アンダーでホールアウトした未勝利の金子駆大、ツアー2勝で後半2番(パー5)までを終えたジュビック・パグンサン(フィリピン)がつけた。

通算2アンダーの暫定4位にホールアウトした17年大会覇者の宮里優作、ツアー2勝のソン・ヨンハン(韓国)、未勝利の岡田晃平発多ヤマト、アマチュアの中野麟太朗(残り4ホール)岩崎亜久竜(残り7ホール)、上井邦浩(残り9ホール)が並ぶ。

8ホールを終えた前年覇者の米澤蓮は通算イーブンパー。石川遼は後半12番までを終えて2バーディ、2ボギーでプレーし、通算2オーバーとした。

今大会でツアー史上3人目(4例目)の100試合連続出場を達成した片岡尚之は、左膝痛のため第2ラウンドスタート前に棄権した。

<上位成績>※順位は暫定
1/―4/今野大喜
2T/―3/金子駆大ジュビック・パグンサン
4T/―2/宮里優作ソン・ヨンハン岡田晃平発多ヤマト中野麟太朗(アマ)、岩崎亜久竜上井邦浩

2025年 中日クラウンズ 2日目 宮里優作
2017年大会覇者(C)JGTOimages
2025年 中日クラウンズ 2日目 石川遼
雨傘がたくさん(C)JGTOimages
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