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7年前の“遺恨”水に流す ホーシェルとマキロイが最終戦で激突へ

2014/09/11 12:19

By Brian Wacker, PGATOUR.COM

7年という月日が経ち、ビリー・ホーシェルロリー・マキロイは再び顔を合わせた。唯一にして最大の違いは、今回かけられているタイトルの大きさにある。

両者はともにフェデックスカップランキング5位以内で「ツアー選手権byコカ・コーラ」に進出。イーストレイクで勝てば、フェデックスカップのトロフィー、そして11ミリオン(約10億円)を超える大金を手にする。

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もしホーシェルとマキロイの争いになれば、前回とは違った意味で印象に残る対戦となるだろう。

2007年、アマチュアの英米対抗戦として知られるウォーカーカップに2人は出場した。ロイヤル・カウンティ・ダウンで、ホーシェルはマキロイから2勝を挙げている。1度目はシングルで1アップ、それからリッキー・ファウラーと組んでのフォアサムでは2アンド1で勝利。マキロイも最終日のシングルで一矢報いたが、アメリカが1ポイント差で英国とアイルランドの混合チームに勝利した。

大会結果よりも印象に残ったのは、プレー中に見られた2人の駆け引き合戦と、火花散る争いだった。

北アイルランドのコースで最初に仕掛けたのはホーシェルだったが、その愚行によりマキロイの神経を逆なでしてしまう。1つの例を挙げるとすれば、フォアサムでの14番ホールでのこと。
ホーシェルは難しいバンカーショットをカップまで数センチのところに寄せると、マキロイが既にパットの体勢に入っていたにも関わらず、その直後に丘をシャウトしながら駆け下りた。

マキロイは2008年にゴルフダイジェストのインタビューで、ホーシェルの行為について、「本当にムカついた」と怒りをあらわにし「もううるさくて、気に障る存在だったよ」と語った。

マキロイとて黙っているわけではなかった。2度目のシングル戦の際、パー5の1番ホールでドライバーショットをフェアウェイにコントロールし、第2打をカップまで約5メートルの位置に運んだのだが、まだボールが地面に落ちる前に、「おとなしくしろよ!」と大声で叫んだ。マキロイはイーグルパットを沈め、結果的に4アンド2で勝利した。

マキロイはこのリアクションについても「僕が叫んだ『どうした!』という言葉の中では最大の音量だっただろうね。彼も僕がなぜそう言ったか理解したと思うよ」と話した。

2人の間にわだかまりや遺恨があったとしても、長い時間が全てを水に流した。時間だけではなく、彼らがつかんだ成功、そしてお互いに対するリスペクトの念が傷を修復した。

3年前にホーシェルが手首の手術から復帰した時、マキロイは激励の言葉を贈った。昨シーズン、マキロイがスランプを経験した際には、今度はホーシェルがエールを送った。

2人は昨年の「全米オープン」が開催されたマリオンでの練習ラウンドで一緒にプレーする機会があり、2週間前の「ドイツバンク選手権」最終日の18番ホールでホーシェルがアプローチショットをハザードに打ち込み優勝を逃すと、スコアリングエリアで会った25歳のマキロイが直接言葉をかけたという。その翌週、27歳のホーシェルは「BMW選手権」で優勝した。

ホーシェルは過去の因縁について「ウォーカーカップで起こったことは、今更どうしようも出来ない。僕らは非常に若かった。今は精神的に大人になったし、年齢も重ねた。あの時は熱くなっていたんだ。18歳や20歳のころには、後で悔やむようなことをしてしまうもの」と、振り返った。

7年前のことがあった後、彼らは成功をつかみ、ヨーロッパとアメリカを代表するスター選手となった。特にアメリカでは、新世代の台頭が目立っているとも言える。

当時のウォーカーカップ米国代表には、ホーシェルとファウラー以外にも、ダスティン・ジョンソンウェブ・シンプソンクリス・カークカイル・スタンリーが選出された。

「当時のウォーカーカップのメンバーはベストだった」とするホーシェルは、「今思い返して見ても、それは正しいと思えるね」と続けた。

たしかに彼の意見は正しいかもしれない。

当時の米国代表の中で、スタンリーとジョンソン(プレーオフ出場を決めていたが、個人的な理由から休養)以外はイーストレイクでの最終戦に進出。今シーズン苦しんだ時期があったホーシェルも、ここにきてキャリア最大のトロフィーを獲得するチャンスを得た。

フェデックスカップランキング2位のホーシェルは、「『ザ・バークレイズ』で予選落ちした時は、まさか自分が最終戦に出られるとは思っていなかった。まずデンバー(BMW選手権)に進出して、そこでアトランタに行く機会を得られるかどうかだと思っていたからね」と、最終戦を前に語る。

そんなホーシェルとは対照的なのはマキロイで、イーストレイクでタイトルを獲得する準備は整っていると話す。
今シーズンは「全英オープン」「全米プロゴルフ選手権」というメジャー2勝に加え「WGCブリヂストンインビテーショナル」でも優勝し、トップシードでプレーオフシリーズに出場。最終戦は4位で迎えることになったが、直近3週間に開催された3大会で優勝争いに絡むプレーを続けている。

マキロイは「今大会では、優勝以外は残念な結果だと思っている。『全米プロゴルフ選手権』で優勝してから、自分はフェデックスカップに集中してきたし、タイトルを勝ち取るためにプレーしているから。あとは、自分を除く28人に勝つだけ」と、意気込みを語った。

当然ながら、ホーシェルもライバルの1人だ。

「ロリーが成し遂げてきたことを見ると、すごいなと思う。もし、僕らが最終日の最終組でプレーして、10ミリオンを争うようなことになれば、最高だね」

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情報提供:PGA TOUR

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