By Mike McAllister, PGATOUR.COM

トップ30からの脱落が確定し、リー・ウェストウッドは最終戦進出がかなわなかった（Getty Images）※2013年全英オープン最終日

現在ポイントランキング30位圏外にいる選手から少なくとも1人が、来週行われる「ザ・ツアーチャンピオンシップ by コカコーラ」に出場すると見て間違いなさそうだ。

その理由は、リー・ウェストウッドが既に最終ラウンドを3オーバー「74」でホールアウトし、通算12オーバーで大会を終えたからだ。最終戦が行われるイーストレイクGCへの切符を掴むため、故障にも関わらず今大会に出場したウェストウッドは、現時点ではポイントランキング30位から44位に落ちる計算だ。

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ウェストウッドに代わり切符をつかみそうなのは、今週8位タイと好調のニック・ワトニー。まだ最終ラウンドをプレーしていないワトニーは、このままの順位なら34位から27位に浮上すると見られている。しかしまだ確実ではなく、確実にするためポジションをさらに上げていく必要がある。

もしワトニーが順位を落とせば、他の選手が代わってイーストレイクへ向かう可能性もある。ケビン・スタドラー、チャールズ・ハウエルIII、ジミー・ウォーカー、ライアン・ムーア、ジョン・メリック、ロリー・サバティーニ、ルーク・ドナルド、そしてリッキー・ファウラーらが、ランキング30位圏内に食い込む可能性を残している。

ファウラーは最終ラウンド最初の4ホールを2アンダーとし、現在は暫定32位だ。他の選手たちも、ウェストウッドだけでなく他の選手を押し退けて最終戦に出場する可能性がある。

ウェストウッドと同様に大会を終えたダスティン・ジョンソンは、ランキング23位で今週を迎えたが、4ラウンド全てオーバーパーで回り通算9オーバー。順位表では下から10人以内に入ってしまった。ジョンソンは現在ランキング暫定30位で、その運命は他の選手たちのプレーに託されることとなった。

「今週は良いプレーができていたよ」。日曜日を1オーバー「72」で終えたジョンソンは話した。「ボールは上手く転がせたが、ホールに入らなかっただけだ」。

月曜日に行われる上位陣の最終ラウンドを控え、ポイント表をチェックする予定はないとジョンソンは話した。

「あまり見過ぎないようにするよ」とジョンソン。「何が起こったか見るだけだ。次に進めたら嬉しいが、もしダメならまた次回という話さ」。

ランキング28位でスタートしたハリス・イングリッシュは、リーダーボードの真ん中に位置している。最終ラウンド7ホールを終えて2アンダーのイングリッシュはまだ最終戦進出圏内にいるが、現時点では29位に順位を落とす計算だ。

既にラウンドを終えた6選手のうち、ジョンソンだけがランキング30位以内に入る見込みとなっている。ウェストウッド、ケビン・チャッペル、ロリー・マキロイ、チャーリー・ホフマン、そしてスコット・ピアシーの5選手は、残念ながらイーストレイクへの望みが途絶えた。