最終18番でのバーディでアンダーパーとした松山英樹（David Cannon/Getty Images）

米国男子ツアーの今季メジャー初戦「マスターズ」が7日、ジョージア州のオーガスタナショナルで開幕した。日本からただ一人出場の松山英樹は強風の中、4バーディ、3ボギーの「71」（パー72）とし、1アンダーでホールアウトした。自身のプレー終了時点で11位につけた。

30組中11組目でスタートし、出だし1番で3.5mのパーパットを決められずボギー発進。2番でグリーン左手前のバンカーから20cmにつけバーディで振り出しに戻した。7番では134ydからの2打目を1.5mにつけバーディ先行。9番では8mを沈め、前半を2アンダーで折り返した。

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後半は、我慢の展開が続いた。11番では3mのパーパットを外した。164ydからの2打目をグリーン左奥にこぼした14番では3.6mを決められず、ボギーとした。最終18番では5mを沈め、アンダーパーで初日を終えた。

松山のホールアウト時点で首位に立っているのは、連覇を狙うジョーダン・スピース。松山の2組前でプレーし、6バーディ、ボギーなし「66」で6アンダーと絶好のスタートを切った。

世界ランク1位のジェイソン・デイ（オーストラリア）は9番を終え、5アンダー。キャリアグランドスラムを狙うロリー・マキロイ（北アイルランド）は最終組でスタートし、5番まで終えてイーブンパーとしている。

優勝候補の一角と目された世界ランク5位のリッキー・ファウラーは13番でトリプルボギーを叩くなど「80」と精彩を欠き、8オーバーで初日を終えた。

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