米国男子ツアー

PGA真夏の宴「フレッド・マイヤー・チャレンジ」最終日

2002/08/07 09:00

毎年恒例となっている、ピーター・ジェイコブセン主催の真夏の宴、第17回「フレッド・マイヤー・チャレンジ」最終日。アーノルド・パーマージャック・ニクラスフレッド・カプルスデビッド・デュバルといった面々が2名ずつの12組で、ベストボール形式(*1)のトーナメントを繰り広げる。主催者ジェイコブセンとペアを組んだパーマーは最終日もギャラリースタンドからピン側1メートルにアプローチするなどギャラリーを沸すムードメーカー。ニクラス親子も息子ゲイリーがグリーン脇からチップイン・バーディを決めるなど父ジャックも大喜び。そのニクラス親子と一緒に回っていたマット・クーチャーチャールズ・ハウエルIII世もクーチャーがロングパットを沈めれば、ハウエルがピンにピタリと寄せるアプローチを見せたりとニクラスの前で腕前を披露した。

しかし、試合をにぎわせたのは初日の首位、スコット・マッキャロンとブライアン・ヘニンジャー組。一時はデビッド・トムズ&スチュアート・シンク組が同じ20アンダーで首位に並んだが、最終ホールをバーディにできず、そこまで。結果、スコット・マッキャロンとブライアン・ヘニンガー組が2日間で1イーグル、20バーディの通算22アンダーで優勝した。

◇最終結果
優勝(-22):マッキャロン&ヘニンジャー(62)
2位(-20):トムズ&シンク(61)
3位タイ(-18):ワーゴ&ギルダー(63)、ハウエル&クーチャー(63)、ニクラス親子(63)

※順位後ろの()内は2日間合計アンダー数、名前後ろの()内は2日目のストローク数
(*1)チームのそれぞれ2名がティショットを行い、1名のボールを採用。そこから交互にストロークを行う