5度目の優勝に向け余裕の笑みを浮かべるタイガー・ウッズ（Harry How/GettyImages）

マスターズ開幕を2日後に控え、タイガー・ウッズが公式記者会見を行った。昨年のひざ手術後、「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」、「WGC CA選手権」を経て、2週間前に行われた「アーノルドパーマーインビテーショナル」で、最終ホールのバーディでツアー復帰3戦目にして劇的な勝利を挙げたタイガー。

「マスターズ」での最後の優勝は04年。今年で15回目の挑戦となるが、ジャック・ニクラスの6度に次ぐ、通算5度目のグリーンジャケット獲得へ向け、仕上がりは万全といった様子だ。

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会見では、今年のグランドスラム達成についても触れられたが、「今週がそのスタートになればいい」と自信たっぷり。9ヶ月のブランクを経て迎える「マスターズ」だが、勝てると思っているかと問われると、「いつも」と即答。それだけ？と記者が戸惑うと、「ごめん」と一言で会場を和ませた。

ロリー・マキロイ（北アイルランド）、ダニー・リー（ニュージーラウンド）、石川遼のティーンネージャーの活躍について、「彼らのゲームを見れば、才能を持っているのは明らか。経験を積むかどうかの問題」と言及したタイガー。その経験では彼らと桁違いのものを持っているタイガーは、明日のパー3コンテストには出場せず、9ホールほどのラウンドを最終調整として、大会本番へ臨む予定だ。