今週タイガー・ウッズはお休みだが、ビジェイ・シンは参戦。もし今週もビジェイが勝つようなことがあったら、優勝賞金は86万4000。これを加算すると、「ツアー選手権」が始まる前にすでに今年の賞金王が決定してしまう計算になる。しかしタイガーが「ツアー選手権」を勝てば、やはりプレーヤー・オブ・ザ・イヤーはタイガーで決まるのか？投票権を持つのは選手たちなので、推測しかできないが、参考になる数字を分析してみた。

■ タイガー・ウッズとビジェイ・シンの2003年成績比較

タイガー・ウッズは17試合参戦中5勝、2位が2回、平均スコアは68.19とツアー1位、さらにトップ10率も70.5％でツアー1位。一方のビジェイ・シンは参戦試合数がタイガー・ウッズよりも8試合多い25試合。成績は優勝が4回、2位が4回、平均スコアは68.65でツアー2位、トップ10率も64％とツアー2位だ。また賞金ランキングでは現在ビジェイが25万ドル上回り首位に浮上しているが、これを参戦試合数で割った1試合ごとの単価に換算すると、タイガーは1試合当たり386,906ドルなのに対し、ビジェイは1試合当たり273,100ドルとかなり安くなってしまう。