ディフェンディング・チャンピオンのニック・プライスは以前、アニカ・ソレンスタムの米男子ツアーコロニアル挑戦に批判的な態度を取っていた。『売名行為だ』とか『こんなことを知ったら、ベン・ホーガンが墓の中で驚いて飛び起きる』など辛口な発言をしていた。しかし火曜日に行われた記者会見では、アニカの出場を温かく受け入れた様子。

ニック・プライス
「アニカにとってこの雨でさらにコースは長くなるな。彼女にとってはパー74といった具合じゃないだろうか。もちろん彼女の実力通りの良いプレーができれば予選は通過できるだろう。彼女の通常の良いスコア、7～8アンダーで2日間を回れれば予選は突破できるはず。ゴルフとはそれぞれの実力を試すスポーツだ。彼女はその実力を見せ付けてきた。素晴らしい女性だし、素晴らしい腕ももっている。心から幸運を祈っているし、これは本心だ。プロの世界ではクオリファイ、資格を得るということが全てだ。我々も必死に資格を獲得しなくてはならなかった。資格がなければ試合に出られないから。今回の揉め事を無くすためには、性別問わずちゃんと資格の規定を設けるべきだ。そうすれば問題はなかったんだ」

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